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2006/05/09
経営組織論

組織論が段々人間の行動や特性に興味を持っていくのが興味深いね。
今回は、サイモンのコンテンジェンシー理論について。

サイモンは、人間の行動を非常に論理的に考え、「事実前提」と「価値前提」に分けて考えたそうな。
事実前提は、経験的に検証可能であり、価値前提は経験的に検証不可能。
この事実前提と価値前提っておもっきり哲学でも使うよね。

つまり例示すると「お金は大切」→事実前提、「音楽は大切」→価値前提
って感じ。
事実前提は、「万人が納得できる事実」で、価値前提は「人によって判断が変わる」のだ。
んで、サイモンは事実限定にのみ注目して理論を構築した。
検証可能って事は、仮説検証が可能であることを示しているので、それなりに結論は出たみたい。

しかし、次第にサイモンが意図的に考えなかった「価値前提」の方が実は大事なんじゃないかと、学者達は思うようになったそうな。

そこでバーンズが提唱した条件適応理論(環境によって組織は変化する)という考えから、環境決定論となり、やがて組織変革論、文化論と変化してゆく。
これが、サイモンが意図的に排除した組織における人間行動の「価値前提」に対する研究となってゆく。

財務会計論

資本と利益の概念での一般物価水準変動に関する話。
物価変動によって、資本財の経済的価値が変化したときに、会計上ではどのように扱うのか?
というのがテーマ。
前回の個別価格変動とは扱い方が違うっていう点は理解したんだけどね。

そもそも物価変動により変化した資本の利益は保有利益として考えて良いのか?
という問いだけど、結論は資本構成を考えないと答えが出ないらしい。
このあたりは難しくって余り理解出来なかったんだよね。
復習しなくっちゃ。
posted at 2006/05/15 1:46:56
lastupdate at 2006/05/15 1:46:56
修正
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今日、会社で不毛かつ変な打ち合わせに延々と参加させられました。
どうも、ウチの上司はCC(Critical Chain)がお気に入りのようで。

CCをPMに適用したCCPM(Critical Chain Project Management)を実践しようと躍起になっております。

ゴールドラットちゃんの「クリティカルチェーン」とか「ザ・ゴール」とか読んだけどさぁ。
何というか・・・元々は物質的な生産財を扱う理論のような気がするのよねぇ。

マネジメントは「何を管理したいのか」によって手法が変わるんだと思うんです。
更に言うと、プロセスに依存する気がするんですよね。
プロセスは当然、「作り出すもの」によって変わる訳で。
って考えれば何が「主」で、何が「従」なのかは自明な筈。

確かにマネジメントからプロセスを決めるという戦略的な考えもあることは理解しているつもりです。
しかし、この場合にはマネジメント範囲がでかく(企業や事業レベル)なるんでしょうね。

PM手法が、どんな業界、どんな生産、どんな組織、どんなスコープにも適用できるような普遍的なものであれば誰も苦労しないわけで、だからこそ、世の中の「賢い人々」は一生懸命にドメインに特化したマネジメント手法を作り出すことに心血を注いでいる訳だし、とそう思う訳です。
(確かに、「普遍的っぽいもの」としてPMBOKがありますけど、カスタマイズ前提だし。)

PM手法を取り入れようとする姿勢自体は、むしろアクティブな姿として評価したいのですが、マネジメントはあくまでもマネジメント。
管理対象があってこその、管理な訳です。

そういう意味で、現状を分析して、本当に管理「だけ」が問題なのか?

という思考過程を踏めば、「管理以前の問題」が山積していることにも気付くはず。
だから、本当はそれが問題の本質である可能性が大きい。
それを「意図的に避けている」のか、「本当に気付いていないのか」?
私見では、前者のような気がしてなりません。

まぁ、100000歩譲って、あえて本質を無視して「管理視点」でコトに臨んだとしても、ミーハー根性というか、エセMBA的発想法というか、実績がなく、「別ドメインのPM手法」をまるで「銀の弾丸」のように重宝して、いきなり実戦投入するのが理解できないんです。

ちなみに、作っているものはソフトウェアなんです。

ということは、「ソフトウェア開発」というドメインに適した管理手法ってものがある訳で、なぜそれを選択しないんだと。
しかも、先述の通り、管理手法はプロセスに依存する(とFe+は思う)ので、やはり「管理以前の問題」として開発プロセスの問題を解決して、それから管理手法を開発プロセスに合わせた形で考える。
というのが、本来の解決方法に近いんだと思うんです。

なんのために「見える化しよう」とか言ってるんだろ、あの人達。

あと、ちなみに管理手法は「管理者が管理するための道具」であり、「現場で働いている人達の道具」ではないことを明記しておきましょう。
だから、延々とCCPMの話を現場の人にしたり、管理手法を意図的に分からせる必要はないと思いますよ。

ホントに何がしたいんだろ?
posted at 2006/05/10 0:17:13
lastupdate at 2006/05/10 1:10:04
修正
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