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某メーカ勤務の怪しい会社員。
40代に突入しても不惑の域に達しない。

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2004/11/30
業務を円滑に高品質で進めていくに際して必要となる「マニュアル化」や「標準化」ってやつですが、

Fe+が体験したエピソードをお話ししましょう。

とあるコンビニでの話です。

Fe+はお茶(へルシア緑茶)とウィダーインゼリーを買おうと思いレジに向かいました。
金額は忘れてしまいましたが、支払い金額の端数が4円だったと思います。
おつりがちょうど1円になるようXX5円を払います。

店員「いらっしゃいませ〜」(元気だが相手を見ない)
店員「XX4円になります〜」(元気)
店員「XX5円のお預かりです〜」(ひたすら元気)
店員「1円のお返しです〜

お確かめ下さい〜



・・・・ん?
んん?
一円をこれ以上どのように確かめろと?

それとも、この一円が、

偽造通貨であることを確認してほしいとでも要求しているのですかっ(泣)

・・・とまあこんなエピソードがありました。

何を言いたいかというと、

マニュアル化、標準化の弊害

を訴えたかっただけなのですけどね。

つまり「お確かめ下さい」は、本来コンビニのマニュアルとしては「おつりが複数の硬貨、紙幣で構成されているときに、顧客にその数が正しいかどうかを確認するよう促す」
っていう行為の標準化なのではと思うのです。(まあ予想ですが)

よって、おつりが「1円」や「5円」であれば、
ことさら確認を促す必要はない訳ですから、コンビニの店員さんの状況判断で「お確かめ下さい」と言うか、言わないかを決めればいいだけなのですが。

おつり渡す=「お確かめ下さい」と言う

という公式が、本来の主旨から逸脱しても適用されてしまう。
標準やマニュアルに従うことにより、従う人の思考力を奪ってしまっているという点が問題なのです。

ちょっと極端な例なのかもしれませんが、コンビニ、ファミリーレストラン、ファーストフード店などでも顕著にこの現象を見ることが出来ます。

接客マニュアルによって「それなりの接客」は実現できていますが、

画一的な暖かみの押しつけ

状態になっちゃっています。

「いらっしゃいませ〜」(顔が笑っていない)
「ありがとうございました〜」(全然ありがたそうじゃない)
「XXXの方でよろしいでしょうか」(めんどくさそう)
XXXのおつりです・・・あした〜」(小さい声で、ダルそうに言うのがポイント)

見事なまでの、言葉と感情の乖離現象。

こんな接客、

ちっとも嬉しくありませんよ。(特にコン○ニのアルバイト接客マニュアル担当の方)

この要因は先ほどのマニュアル化、標準化の弊害だとFe+は思うのです。

つまりマニュアルや標準を教育、徹底しても、
そのマニュアルが生まれた背景(なぜ)や、必要性(どうして)を教育しなければ、全く意味がないと思うのです。

まさに「仏造って魂入れず」って感じですかね?

と、ここまで来て前回チラと紹介した「デ・まる子」ちゃんの本「ピーポウェア〜」の本に書いてあった事をあわせて紹介しましょう。

デ・まる子ちゃんは、

「プログラマってさ、キャラ濃いんだよ。だからさ〜、あんまり強制したり、ルールでがんじがらめにするとさ〜、ヘソ曲げてきちんと仕事しないんだよ。」(プカ〜)←たばこをふかす(勝手な想像ですが)

そして、

「んでもってよ、自分で決めた事は一生懸命守ろうとするんだよ。しかもスゲーレベルが高いんだぜ、ガッハッハッ」(またまた勝手な想像)

と言っています(口調は勝手な想像ですが)

んで、ここからはFe+の見解。

標準化やマニュアル化の効果を考えると、

「どんな人でも、それなりの成果を出せる」
「やり方を決めることで、成果のばらつきを抑える」

という品質の均一化。
実はここがミソです。

「均一化」というからには、

「良くないものはそこそこに、良いものもそこそこに」

という結果を生む温床になりかねません。

理想は、

「良くないものはそこそこに、良いものはもっと良く」

なんですけどね。

では標準化やマニュアル化の弊害をどうすれば少しでも軽減できるだろうかと考えてみました。

1.カオスから安定へ
2.創造性や個性を阻害しない

カオスから安定へ(標準は自分達でカスタマイズ)
先ほどのデ・まる子ちゃんのトークにもあったように、人は「自分の決めたルールは一生懸命守ろうとする」のですが「他人の決めたルールは理解出来なければ従わない」という傾向にあります。
つまり、標準化やマニュアル化をする際に、

現場で標準、マニュアルのカスタマイズを行う余地をあらかじめ残し、運用する人全員が納得するまでカオス状態を意図的に作り出します。

標準やマニュアルが理解できなければあえて運用せず、自分達が決めたルールや方法を実践し、得た経験や知識を標準やマニュアルにフィードバックします。

そうすると自分自身の経験や知識を反映した標準やマニュアルですので必要性や背景は少なくとも押しつけられた標準、マニュアルよりは理解が深いはずです。

創造性や個性を阻害しない(標準もマニュアルも変化する)
そのまんまですね。
状況は常に変化します。
標準やマニュアルは時間の経過と共に陳腐化したり、形骸化する可能性はあります。

例えば、

社員A「このマニュアルの○○って何の意味があるんですか?」
社員B「ん〜、知らない〜」
社員C「ああ、それ? 昔からあるけどね〜、意味はみんな知らないんだよ。」
社員A「そうなんですか。手間がかかる分メリットを感じないんでこの○○って止めにして、××という方法でやるっていうのはどうでしょうか?」
社員D「いや、意味がないなら放っておけば? どうせみんな何も考えずに処理しているだけだからさ、変更するのも面倒だし・・・」
社員B「そうそう、今のままでいいじゃん、面倒だけど」
社員C「そうだね、もしかしたら何か意味があったかもしれないし・・・」
社員A「・・・・・」

という感じが、

一番やばいです。

標準化とマニュアル化は、思考力を奪う危険性があることを注意しなければなりません。
こんな現場に出くわしたら、

バーサク状態になりそうです(爆)

(標準化とマニュアル化の)
ご利用は計画的にね。
posted at 2004/11/30 13:50:36
lastupdate at 2004/12/01 3:42:00
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2004/11/27
買ってしまった・・・・

ドラクエ8

Blogの更新が遅くなる可能性が急上昇するだけではなく、
仕事にも影響すること必至って感じですね。

とは言っても、最近とっても忙しいのです。

月曜日:仕事→トレーニングジム→(英語勉強)→(PM勉強)
火曜日:仕事→英語勉強
水曜日:仕事→トレーニングジム→山野音楽教室
木曜日:仕事→映画鑑賞→(英語勉強)→(PM勉強)
金曜日:仕事→トレーニングジム→(英語勉強)→(PM勉強)
土曜日:洗車→トレーニングジム
日曜日:映画鑑賞

ふーっ、列挙すると、

とっても暇そうなキャラでしょ?

ということで、ドラクエ8は上記勉強時間を割いて遊んでいる状態です。

・・・いつ終わるかな?
posted at 2004/11/30 12:10:20
lastupdate at 2004/11/30 12:10:20
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2004/11/25
えー諸君。

我がBarbarossaBlogにも大きな試練がやってきたようだ。

そう、今までとんでもなくアホな映画からちょっとまじめな小ネタまで様々題材を取り上げてきたが、今宵、避けては通れない大きな壁がまだ3つ残っていることを宣言しよう。

過去を振り返れば、あの日本が誇るトランス映画

幻の湖

この壁も高くそして偉大な壁であった。
乗り越えるために一体どれくらいの労力を注ぎ込んだであろうか。

そして日本屈指の自己陶酔映画

シベリア超特急

も強敵であった。
晴郎ちゃんの「棒読みトーク」にも屈せず、セットだと一目で分かる超特急にも堪え忍んで乗り越えた。

さらに

ガンドレス

一色塗りのキャラクタに心を乱され「ブシー」という効果音のみで、

空中で静止したままのミサイル

にも、

これは幻覚だ。

と己を勇気づけて乗り越えてきた。

よく戦った。
だが、珍映画の神はさらに新たな試練を科してきたのだ。

おお、珍映画の神よ。

これ以上どんな駄作迷作映画を観ろと仰せか?

新たな試練

死霊の盆踊り

新たな試練

モンティ・パイソン人生狂騒曲

新たな試練

北京原人 who are you?

でよろしいか?
かなり高レベルの珍映画である。

1. 幻の湖
2. シベリア超特急
3. ガンドレス
4. 死霊の盆踊り
5. モンティ・パイソン人生狂騒曲
6. 北京原人 who are you?

これらは全て、
映画界の衝撃作として封印されてきた作品達であり、
マニアが血みどろの

レビュー戦争

を長年に渡って繰り広げてきた呪われし作品群である。

諸君!

我はここに宣言する。
必ずやこの珍映画3本を年内に観ることを!

そして年末には栄えある。

2004年度Fe+珍映画大賞

の開催を宣言するっ。

・・・と演説風に書いてみました。
とまあ、上記珍映画3本の前にレンタルビデオ店で借りてきた

ゼブラーマン



ルパン三世 念力珍作戦

を観なければならないんですけどね。
posted at 2004/11/25 3:19:48
lastupdate at 2004/11/25 3:28:27
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2004/11/24
「へんないきもの」って本、面白いですね。

へんないきもの

へんないきもの

この前書店で立ち読みしたのですが、思わず読みふけってしまいました。

Amazon.co.jpでも上位にランクインしてビックリしてしまいました。

この本読んでから、今までの考えが確信に変わりました。

ヤツら(昆虫)はエイリアンである

いや、誰がなんと言おうともヤツ等はエイリアンです。
地球外生命体です。
あり得ません。
意味が分かりません。
身体の構造に根拠があっても認めません。
益虫だろうが、害虫だろうが、怪獣だろうが、○カチュウだろうが・・・・

だって、

足が6本

とか

目が百個

とか

骨と筋肉が逆

などなど。

もう考えただけでも背中がムズムズしてきます。
・・・って昆虫嫌いです、はい。

でもこの本はそんな昆虫嫌いの方でも楽しめます。

ただヤツらが、

更にエイリアンに見えるようになっても保証は致しかねます。


posted at 2004/11/25 0:43:42
lastupdate at 2006/06/13 15:29:03
修正
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2004/11/23
「熊とワルツを」「ピープルウェア」などの著者で有名なトム・デマルコ(愛称デマル子ちゃん)の本を最近読んでいます。

デマル子ちゃんのもたらしたもの・その1

通称「熊ワル」

デマル子ちゃんのもたらしたもの・その1

通称「ピーポーちゃん」(ウソ)

デマル子ちゃんと共著のリスター君(愛称リス太君)もそうですが、

プロジェクト管理の権威

といって一部の方達から崇拝されているお方達なんですけどね。

「熊とワルツを」は書店で流し読み程度。
「ピープルウェア」は半分程読んだ程度。

という前提でFe+の主張をお聞き下さい。

この本はあぶない

と感じました。
特に受け手の立場によって「都合良く解釈できる」点が多すぎます。

よって、「管理者側の視点」「管理される側の視点」の双方を思い描きながら読むことが出来る人でないと非常に危険な結論を導き出してしまいそうな気がします。

さらに、

デマル子ちゃんとリス太君が本当に言いたいことは、

文章にはなっていない

という気がするんです。
つまり「行間を読め」という感じですか?(今一つ的を射ない表現ですが)

この本は「読み物としては結構面白い」という側面があり、気楽に読んでいる分には問題ないのですが、「何か抱えた問題を解決したい」と思って読むと、

危険物

と化す様な気がしてなりません。

とりあえず読んだ部分に関しての感想ですが。
きちんと読破したとき、この感想が変わるかどうか自分自身で見物です。

会社の同僚で読破した方がいるのですが、同様な話をしていましたから、恐らく正しいのかも知れませんね。
posted at 2004/11/24 0:34:57
lastupdate at 2006/06/13 15:29:18
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2004/11/22
段々と年齢を重ねてくると、それに比例して経験や知識を得ることが出来るのは万人に共通の事であると思います。

かく言うFe+も社会人になって十数年経過しますが、それなにり経験や知識を重ねてきました。

その年月の中で「この人本当に大丈夫かな」という困ったちゃんと、「人生のお手本になる人だな」という人達に出会ってきました。
ここ数年ですが、他人の行動や言動に対して一歩引いた冷静な考察を出来るようになってきたような気がするんです。
それは二十代前半から後半では「若気の至り」で得られなかった資質なのかもしれませんが。

さらに、これらの事から「他人の振り見て我が身を直す」という行動を強く意識するようになってきました。
精神的に成長したのでしょうかね?

困ったちゃん → 反面教師(「ああならないようしなくちゃ」)
お手本になる → 教師(「見習わなくちゃ」)


という単純な行動なんですが・・・

しかし、意外とこの単純な行動が、
「加齢とともに困難になる」という事実もあると思います。

特に酒での席などで、普段聞くことが出来ない本心や、他人の噂話を聞くと非常に参考になります。

そこで私Fe+が普段心の中で行っている「これが困ったちゃんの行動だね」という内容を公開しちゃいます。

当然、自分自身への戒めですので、

特定の人を想定

とか

説教する

つもりは毛頭ございませんので何卒、お読みになった方がそこから何かを感じ取って明日からの行動に役立てていただければ幸いですって感じですね。

これらの事と迂遠な方は十分に「柔らか頭」だと思います。

自分自身がそうだったんですが、
「会社の仕組みが段々と分かってきて、ある程度の信用と実績を積んだ26〜29歳位の方」とか
「会社の中で信用を勝ち取って、ある程度発言権を持つ中堅の方」がこれらのセルフチェックをすると良いかなと思います。

ではでは、

1. 他人の意見に否定的である。特に自分より経験の浅い、もしくは若い人に対してはより顕著である。

これは中堅社員の方に多い症状ですね。
「若い」=「何も知らない」、「経験が浅い」=「言動が信用できない」というステレオタイプな思考しかできない方がはまる罠ですね。
これを「やられる側」は「やる側」のあからさまな態度に辟易し、時間の経過とともに面従腹背になる可能性があります。
そうすると「やられる側」が組織の中で信用を勝ち取った時にしたたかな反撃をくらいますよ〜。

2. 他人の業務に関心がない。関心が持てるのは自分に利害関係が発生したときだけである。

思考が硬直し始めていると考えましょう。
つまり若い頃に感じていた「様々なことに対する興味」が薄れてきて、外界からの刺激が少なくなってきていることを示していると思います。
一見、自分の業務とは無関係だと思っても、話を聞いたり、考えたりすることは「無駄」ではありません。

3. 新しい技術や、方法論に関して興味があるが、勉強してまで知識を獲得しようとはしない。

これも思考の硬直を示していると思います。
「この人が言っている事って面白そうなんだけどな〜、でも勉強するまでもないか」という考え。
これでは新しい事も憶えられまへん。

4. 新しい社内ルールや運用方法、または社内ルールが変更されたことに興味がなく、否定的である。

これも外界からの刺激を自分でシャットアウトしている例ですね。
つまり「今までのルールでいいじゃん。何無駄な事しているの?」という感情丸出し状態。
ここで「なぜこのルールが出来たのか」(背景)、「どうして必要なのか」(理由)、「どう良くなるの」(利点)など、ルールを決めた人の気持ちになって考えてみましょう。
「何無駄な事しているの?」という思考では何も得ることが出来ません。

5. 他人の意見を聞かせて欲しいと持ちかけて、その実結論は自分の中で出ている。そして他人の意見が有意義でも反映しない。

「やられた側」が腹立たしい例ですね。
「○○ってどう思う?」と持ちかけておいて、一生懸命意見を述べると「なるほど」と適当な相づちを打っておいて全く反映されていないという例です。
結局「他人に意見を求めている俺って、なんて柔軟な思考の持ち主なんだろう」と、行為に陶酔しちゃっている人ですね。
「やられた側」は全然そんな事思っていませんよ〜。

6. 「忙しい」を理由にやらなければならない事をやらずに自己正当化の手段にする。

これも良くある例。
「忙しい」から「出来ない」という割には良く休憩したり、有給取ったりします。
しかも数分で終わる仕事だったりね。
他人はそういう行動をよく見ていますよ。

7. 自分より良い発言をしている人の意見に対して天の邪鬼になってしまう。

これはエンジニアや二十代の方に多いですね。
素直に相手の良い点を褒めたり、評価することが出来ない状態です。
ですが、これは人間的に成長することで軽減されるので、まあ許せますけど。
これを管理者にやられると本当に辟易します。

8. 過去の実績や経験を軽んじて、教科書に書いてある理論を重んじる。

若い人に多いです。
結局、経験や実績が少ないので、理論に傾斜するという普通の事なんですが。
これも人間的に成長することにより軽減しますね。
「理屈倒れのシュターデン」って感じですか?(「銀河英雄伝説」より)

9. 教科書に書いてある理論を軽んじて、過去の実績や経験を重んじる。

中堅、管理者に多いタイプです。
「教科書に書いてあることにも一理あるが、やはり経験と勘で」という思考ですね。
悪くはないのですが、こういう人程「過去の経験と勘」が本当に合っていたのかという検証をしない場合があって、そこで思考が止まってしまいます。

10.自分が分からない領域の業務や、やりたくない業務を部下や後輩に任せ、自分は一番良く分かる業務を行いたがる。

自分のナワバリを主張したいタイプの中堅社員に多いです。
つまり「これは俺の仕事」「これはおまえの仕事」と自分の領域を囲ってしまい決して他人に自分の業務を譲りません。
「自分以外にもこの仕事が出来るようになったら自分も楽だし」「自分が今までやったことがないことに挑戦しよう」という気概が既になくフットワークが重くなっている証拠ですね。

11.部下や後輩の意見を良く聞くが、聞くだけで理解しようとはしない。

これも「やられた側」が不愉快になる行為ですね。
まあ「聞いたフリ」っていうのはバレますね。
相手も理性があって、それなりに知性も感性も持ち合わせていますから、遅かれ早かれ気づかれます。
しかも「やる側」はそれに気づいていないケースが多いですね。

12.経験や実績のない部下や後輩の意見を軽んじる。

「あいつの言っている事なんて」「考えが浅いんだよ、あれにはもっと複雑な事情ってものがあるんだよ」という思考でしか話を聞けないタイプです。
経験や実績が豊富で、周辺事情に詳しいだけに「複雑な事情を忖度」しているつもりなのですが、かえって事の本質を見えなくしている要因を自分自身で作り出してしまっています。
つまり「考えすぎ」で「何もできなくなってしまう」という典型的な中堅社員の罠にはまっている例です。
「考えが浅い」人の意見が事の本質を捉えている場合もある事に気づければ良いのですが・・・

13.難解な専門用語や業界用語を駆使して会話することが「いけてる自分」を演出していると思っている。

これも若い人に多いです。
あとは理論武装が大好きな人とか「自分を立派に見せたい」という感情が強い人でしょうか。
真に賢い人は他人にわかりやすく話すことが出来る人です。
難しい事を難しいまま言うことは「誰でもできます」が、難しいことを簡単に言うことは、自身が事の本質を把握し、咀嚼し血肉にしなければ出来ないことです。
Fe+は難しい言葉をしたり顔で駆使する人より、簡単な言葉で話してくれる人の方を信用します。

14.「エンジニア」=「職人」だと思っている。

大きな間違いです。
「エンジニア」は「サラリーマン」です。
ここは中世のギルドでもなければ、北斗神拳の道場でもありません。
自分で得た知識は組織にフィードバックしましょう。
そして「俺の背中を見て育て」的な思考は今すぐ止めましょう。
ドキュメントを書き、部下や後輩に「いかに自分の持っている知識を継承するか」を真剣に考えましょう。

15.気づくと「上から見下ろしたような物言い」をしてしまう。特に自分が一番得意な内容に関しては高圧的になる。

若気の至りの痛い行動ですね。
新人の時の謙虚さはどこかに飛んでいってしまい、逆にそういう人に対して「なんでこんな事もわからないんだよ」という、見下した態度を取ってしまう。
これも加齢とともに薄れますけどね。(人によって度合いが違いますが)

16.気に入らない事があると、他人に聞こえるように大声で訴える。

組織の中である程度発言権を持つようになると、不満をぐっとこらえて耐えていた時の忍耐強さは影を潜めて、ことさら声高に自己の悲劇をアピールするタイプです。
これも中堅社員に多いですね。

17.「この人に仕事をまかせたら、かえって仕事が増えちゃうよ」と言い、何でも自分で抱えて「忙しい」と嘆く。

「自分の仕事量」や「忙しさ」=「自分の能力の高さ」だと勘違いしている人ですね。
本当に仕事の上手な人は「自分の仕事をどのようにしたら楽にこなせるか」を知っている人です。
そういう人は「どのように仕事をまかせれば効率がよいか」を考えることに時間を割きます。
一時はこの負担が大きくても、仕事を任せてしまえば段々と負荷が下がってくるものです。
そのとき負荷が下がらなかったら自分の管理能力が不足していると考えましょう。
間違っても「相手のスキルが足りない」とか「やっぱり自分じゃなければ」という考えは間違いです。
自分の仕事の任せ方に問題があったと反省できるかどうかにかかっています。

ふーっ、どうだったでしょうか?
みなさんは「柔らか頭」でしょうか?
Fe+も再度見直して自分を戒めます。
posted at 2004/11/23 21:32:46
lastupdate at 2004/11/23 21:43:04
修正
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2004/11/21
映画「ハウルの動く城」鑑賞

ハウルの動く城

勝負あった

って感じですね、鈴木プロデューサ。

今年の春に上映された「イノセンス」も「ハウルの動く城」も同氏がプロデュースした映画ですが、映画館での状況は大きく違いました。

まず「イノセンス」は前作「攻殻機動隊 Ghost in the Shell」と比較して約10倍の観客動員数を記録したそうですが、それでも上映時の映画館はそんなに混雑しておりませんでした。
(2回見に行きましたが、2回とも同様な状況でした。ちなみに1回目は公開日です。)

ですが、「ハウルの動く城」は、

夕方まで、ぼぼ満席でチケットが取れない状態

しかも普段映画を見に来ていないと思われる人や、家族連れが非常に多い。
最近よく利用している川崎のチネチッタが今まで見たことがないような混雑ぶり。

前回、韓国映画で「TUBE」という映画を紹介したと思いますが、そのときには館内に

総勢5名

であった事を考えると、その人気に驚かされます。

内容としては従来の宮崎アニメとは異なり、原作が存在していますから多少新鮮な感じがしました。

強いて言えば、かつてルパン三世を「宮崎調」にアレンジして一部のマニアをうならせた名作「カリオストロの城」のようなアレンジぶりという感じなんでしょうか?
(原作の「ハウルの動く城」は読んでいませんが)

主人公の魔法使いハウル(声は木村拓哉氏)が人間味溢れるキャラクターとして描かれていますので、きっと女性陣から人気を博すこと間違いありませんね。

上映後に館内から出る際に、

ハウル格好良かったね〜(はあと)

と言っている女性が多かったです。

ちょっと臆病で、戦いが嫌いなハンサムな魔法使いハウルと、呪いでおばあさんにされてしまった少女との恋、という何ともメルヘンチックなストーリですからね、大人から子供までカバーできる良い内容だと思います。

今年振り返ると、日本アニメーションを代表する二人の監督作品が世に出ましたが、

宮崎監督 → 娯楽的アニメーション
押井監督 → 学問的アニメーション

っていう両監督のキャラクターが濃く出た映画達だったなと思います。

まあ私は雑食なんで、特定の食べ物ばかり食べていると飽きてしまうので、何でも食べますから、どちらも好きですけど。

食事もバランス良く、映画もバランス良くってね。
posted at 2004/11/22 11:46:04
lastupdate at 2005/11/07 18:48:42
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2004/11/15
とうとう買ってしまいました。

幻の湖DVD版

もはや、行くところまで行ってしまったという気がします。
己自身で・・・

本当はamazon.co.jpで簡単に購入出来たのですが、それではあまりにも勿体ないです。
なにせ、

購入自体も大きなイベント

ですから、

第一「和服を着た女性が包丁片手に走っている写真がパッケージのDVD」をレジに出したらどうなるか、

リアクションを見てみたいじゃありませんかっ(アホ)

という事で、長らく色々なお店を探していたのですが、本日、有楽町の山野楽器地下一階のDVD売り場で「幻の湖」ハケーン。

直ちにレジに直行しました。
当然、レジに商品を出すときのインパクトが薄れないように「幻の湖」オンリーです。

まずパッケージはわざとひっくり返し、例の「包丁和服姿ランニング」写真を見えないようにレジカウンターに出します。

レジのお姉ちゃん 「いらっしゃいませ」・・・ピッ(バーコード読む音)
レジのお姉ちゃん 「6300円です」
私          「じゃあカードで」
レジのお姉ちゃん 「お支払い回数は1回でよろしいでしょうか?」
私          「はい、いいです」

とここまで、レジのお姉ちゃんもニコニコ営業スマイル。

そして、カードの手続き中に商品を袋に入れるときにお姉さんがパッケージを表に返します。

クルッ(パッケージの表面にひっくり返すレジのお姉ちゃん)

レジのお姉ちゃん 「・・・・・・・」(「凄い形相で包丁片手に和服姿で走っている」写真を凝視)

幻の湖DVD購入

私          「・・・・・・・」
レジのお姉ちゃん 「・・・・・・・」

なぜ私の顔を見る?

再びパッケージを見つめます(笑顔が0.5秒程消失)

そして再度笑顔に戻り、パッケージを袋に入れます。

こうして幻の湖DVD版購入イベントは終了しました。

東宝さん、購入層の研究をしてらっしゃいます。

この類の映画を購入する人々が行うであろう行動を予測してあのパッケージ写真を採用したとしか思えません。

東宝のマーケティング能力はかなりのレベルであると断言しましょう。

と言うことで、近々に鑑賞報告をしたいと思います。
チェキラ!
posted at 2004/11/15 1:55:55
lastupdate at 2004/11/15 2:23:15
修正
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