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某メーカ勤務の怪しい会社員。
40代に突入しても不惑の域に達しない。

某メーカ勤務の怪しい会社員。
40代に突入しても不惑の域に達しない。
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2005/11/01
映画「私の頭の中の消しゴム」鑑賞

なんだか重いテーマなんですよね。この映画。
確か、原作は日本テレビの「ピュアソウル」でしたっけ?
若年性アルツハイマーという病気で、自分さえも、愛した人さえも忘れてしまう。
肉体よりも精神が先に死んでしまう。
そんな悲しい物語です。
主人公スジンを演じるのはソン・イェジンちゃん。
なかなかかわいい感じです。
旦那であるチョルスを演じるのはチョン・ウソンというかっこいい兄ちゃんです。
結構かっこいいです。

記憶を次第に失ってゆく彼女に寄り添い、懸命に彼女を守り通そうとする彼の献身的な姿が観ていて涙を誘いました。
失いかけてゆく記憶の中で、スジンは本当に愛していた人を思い出し、手紙を書きます。
今、記憶が戻っている時に、自分が自分である間に。
そんな切ない気持ちが伝わってきてまたもや涙。
スジンが消えた誰もいない家でチョルスはスジンの手紙を読みます。
そしてスジンがチョルスを愛するが故に、姿を消したのだと悟ります。
しかし、彼は決して諦めず、スジンが入院している病院を突き止めて、記憶を失ったスジンの目の前に立ち、全ての想いを胸に抱きながらぎこちない笑顔で「初めまして」と挨拶するのでした。

うーん、切ないですね。本当に。
考えただけでも辛い状況です。
映画の中だけに閉じこめておきたいですね。

なんだか重いテーマなんですよね。この映画。
確か、原作は日本テレビの「ピュアソウル」でしたっけ?
若年性アルツハイマーという病気で、自分さえも、愛した人さえも忘れてしまう。
肉体よりも精神が先に死んでしまう。
そんな悲しい物語です。
主人公スジンを演じるのはソン・イェジンちゃん。
なかなかかわいい感じです。
旦那であるチョルスを演じるのはチョン・ウソンというかっこいい兄ちゃんです。
結構かっこいいです。

記憶を次第に失ってゆく彼女に寄り添い、懸命に彼女を守り通そうとする彼の献身的な姿が観ていて涙を誘いました。

失いかけてゆく記憶の中で、スジンは本当に愛していた人を思い出し、手紙を書きます。
今、記憶が戻っている時に、自分が自分である間に。
そんな切ない気持ちが伝わってきてまたもや涙。

スジンが消えた誰もいない家でチョルスはスジンの手紙を読みます。
そしてスジンがチョルスを愛するが故に、姿を消したのだと悟ります。
しかし、彼は決して諦めず、スジンが入院している病院を突き止めて、記憶を失ったスジンの目の前に立ち、全ての想いを胸に抱きながらぎこちない笑顔で「初めまして」と挨拶するのでした。

うーん、切ないですね。本当に。
考えただけでも辛い状況です。
映画の中だけに閉じこめておきたいですね。
posted at 2005/11/01 18:45:52
lastupdate at 2005/11/01 18:45:52
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2005/11/04
映画「SAW2」鑑賞

Let's play Game... fo, fo, fo.
あの衝撃の映画から1年。
SAW2を観てきました。
おそらく、「SAW」はシリーズ化されますね。
今回のSAW2を観た結果、そう判断しちゃいました。
うーん、確かにシナリオは良くできているんですが・・・
前作よりインパクトがなかったですね。
ラストシーン10分からの衝撃度は、やはり前作を越えることができなかったようです。
前作「SAW」のラストシーンが恐ろしく衝撃的だったのは、
「人は状況に追いつめられると、超えられなかった領域を超えてしまうことができる」
という事実を映像として見せた点にあったのですが。
しかも「ジグソウは常に最前列で観ている」
という言葉が具体的に「なに」を示しているのか。
これがラスト10分で明かされたとき、死のゲームに強制的に参加させられたプレーヤは気づくのです。
「なぜそこに気づかなかったのか」と。
この前作の衝撃度と、今作の「SAW2」のラストシーンを比較してしまうと、やはり見劣りしてしまいます。
ソリッド・シチュエーションのソリッドさが、なくなってしまったのではないでしょうか。
ちょっと残念。
「生あることをないがしろにして生きる人」を死のゲームによって、再教育しようとするジグソウ。
その歪んだ思想と犯行はこの先どこへ向かうのか。
前作SAW、今作SAW2ともに、この考えは貫かれていましたが、果たしてシリーズ化されるとそれがどのようになって行くのか、多少心配な気もしますね。

Let's play Game... fo, fo, fo.
あの衝撃の映画から1年。
SAW2を観てきました。
おそらく、「SAW」はシリーズ化されますね。
今回のSAW2を観た結果、そう判断しちゃいました。
うーん、確かにシナリオは良くできているんですが・・・
前作よりインパクトがなかったですね。
ラストシーン10分からの衝撃度は、やはり前作を越えることができなかったようです。
前作「SAW」のラストシーンが恐ろしく衝撃的だったのは、
「人は状況に追いつめられると、超えられなかった領域を超えてしまうことができる」
という事実を映像として見せた点にあったのですが。
しかも「ジグソウは常に最前列で観ている」
という言葉が具体的に「なに」を示しているのか。
これがラスト10分で明かされたとき、死のゲームに強制的に参加させられたプレーヤは気づくのです。
「なぜそこに気づかなかったのか」と。
この前作の衝撃度と、今作の「SAW2」のラストシーンを比較してしまうと、やはり見劣りしてしまいます。
ソリッド・シチュエーションのソリッドさが、なくなってしまったのではないでしょうか。
ちょっと残念。
「生あることをないがしろにして生きる人」を死のゲームによって、再教育しようとするジグソウ。
その歪んだ思想と犯行はこの先どこへ向かうのか。
前作SAW、今作SAW2ともに、この考えは貫かれていましたが、果たしてシリーズ化されるとそれがどのようになって行くのか、多少心配な気もしますね。
posted at 2005/11/04 13:07:28
lastupdate at 2006/07/17 20:08:54
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2005/11/05
映画「春の雪」鑑賞

大正時代、貴族文化華やかし頃が舞台の「春の雪」観てきました。
三島由紀夫氏原作の本作。
主人公、清顕の屈折した愛は、いかにも三島氏の思考が反映された結果のようで、凡人には理解不能な感じがしました。
幼なじみで相思相愛の清顕と聡子。

お互い侯爵家(?)という名門に生まれつき、何不自由ない生活をしていますが、どこか父親に対して反発している清顕。
結婚までも家の都合で決められてしまい、いいなりになっている聡子。
平民には理解できない「門地に対する誇り」が逆説的に描かれて痛烈な皮肉になっているような感じを受けます。
それにしても、この物語で描きたかった事ってなんだろう?
と考えてみると、
「困難な愛」と「他人の持ち物を奪う背徳感からくる快感」についてなのでは?
としか思えないんです。
聡子は宮家との婚約が決まるまで、清顕に対する愛情を胸に抱きつつ、恋文を清顕に出し続けますが、清顕はそれを無視。
それなのに清顕は婚約が決まった後になってから、聡子への愛に気づき、密会を繰すよう要求します。
当然、聡子は清顕の事を愛していますから、それを了承。
・・・うーん、どうだろう?
しかも、清顕は最終的に聡子を妊娠させてしまい、宮家に嫁ぐ娘に手を出しただけではなく、収集がつかない事態へ進んでゆきます。
・・・うーん、いいのかそれで?
「二人の悲恋物語」という感じのキャッチが付いている本作ですが、どうもその部分に関してはかなり微妙な展開ですね。
とにかく、清顕の「身から出たさび」というか、何というか。
清顕が婚約が決まる前に「おら聡子と結婚したいんだべ」(訛りはありません。あしからず)と言えばいいだけだったんですよね。

チャンスを逃し、もう手の届かない場所に行ってしまったものを手に入れたい
という状況で人はどのようにして生きるのか?
これが作品のテーマである気がします。
やはり三島由紀夫氏の作品だけあって文学的ですなぁ。

大正時代、貴族文化華やかし頃が舞台の「春の雪」観てきました。
三島由紀夫氏原作の本作。
主人公、清顕の屈折した愛は、いかにも三島氏の思考が反映された結果のようで、凡人には理解不能な感じがしました。
幼なじみで相思相愛の清顕と聡子。

お互い侯爵家(?)という名門に生まれつき、何不自由ない生活をしていますが、どこか父親に対して反発している清顕。
結婚までも家の都合で決められてしまい、いいなりになっている聡子。
平民には理解できない「門地に対する誇り」が逆説的に描かれて痛烈な皮肉になっているような感じを受けます。
それにしても、この物語で描きたかった事ってなんだろう?
と考えてみると、
「困難な愛」と「他人の持ち物を奪う背徳感からくる快感」についてなのでは?
としか思えないんです。
聡子は宮家との婚約が決まるまで、清顕に対する愛情を胸に抱きつつ、恋文を清顕に出し続けますが、清顕はそれを無視。
それなのに清顕は婚約が決まった後になってから、聡子への愛に気づき、密会を繰すよう要求します。
当然、聡子は清顕の事を愛していますから、それを了承。
・・・うーん、どうだろう?
しかも、清顕は最終的に聡子を妊娠させてしまい、宮家に嫁ぐ娘に手を出しただけではなく、収集がつかない事態へ進んでゆきます。
・・・うーん、いいのかそれで?
「二人の悲恋物語」という感じのキャッチが付いている本作ですが、どうもその部分に関してはかなり微妙な展開ですね。
とにかく、清顕の「身から出たさび」というか、何というか。
清顕が婚約が決まる前に「おら聡子と結婚したいんだべ」(訛りはありません。あしからず)と言えばいいだけだったんですよね。

チャンスを逃し、もう手の届かない場所に行ってしまったものを手に入れたい
という状況で人はどのようにして生きるのか?
これが作品のテーマである気がします。
やはり三島由紀夫氏の作品だけあって文学的ですなぁ。
posted at 2005/11/06 13:06:30
lastupdate at 2006/08/03 0:47:24
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2005/11/22
映画「乱歩地獄」鑑賞

さーて、観てきましたよん。
乱歩地獄。
期待の一本でしたが、さてどうでしたでしょうか。
本作は「火星の運河」「鏡地獄」「芋虫」「蟲」という4つの短編集からなるオムニバス形式。
元々、ストーリが全く繋がっていない4作品にちょっと関連性を持たせております。
まずは、「火星の運河」。
いきなりサイレントですか。
なかなか怪しい感じです。
地獄の一丁目としては上出来です。
浅野忠信ちゃんも全裸で怪演。
お次は、「鏡地獄」。
成宮寛貴ちゃんが主演しております。
うーん、ずいぶんアレンジされちゃっていますね。
もう少し江戸川乱歩自身の鏡フェチ、鏡粘着質がストーリに打ち出されていると良かったんですけど。
小説を読んだときの衝撃、何とも言えない後味の悪さは影を潜めています。
及第点ってところでしょうか。
本作品で「妖艶さ」を感じるのはやはり「鏡への執着と異様なまでの好奇心」を持つ主人公の行動なんですよね。
その次は「芋虫」。
戦時中「発禁処分」になった曰く付きの作品です。
Fe+が最も衝撃を受けた作品でもあります。
この作品に関しては不満がありましたね。
まず時代背景が曖昧にされてしまっていて、おどろおどろさが影を潜めてしまった点。
「戦争で手足を失い、声も耳も使えない状態」になってしまった夫を世話する妻。
唯一、残された感覚器官は触覚と視覚のみ。
そんな夫を献身的に看護する妻。
やがて心に芽生える暗く淀んだ感情。
その感情の果てに待っているのは、唯一残された視覚までも妻に奪われ、闇に生きる無惨な夫。
でも夫は、残りの力を全て使い妻に言うのです「ユルス・・・」と。
この怒濤の波状攻撃が、映画にはありませんでした。
凝縮された「人間の闇」がどうも発散気味だったんですよね。
映像的に凝るよりも、ストーリに凝って欲しいかったなぁ。
「火星の運河」がほぼサイレントだったので、逆に、映像が一切ない「ラジオドラマ風」という大胆な演出でも良かったのではと感じました。
その方がイマジネーションが働いて良かったかも。
江戸川乱歩は本当に「人の心の暗部」を素直に直視し、捉え、表現しようとしていますね。
さすが巨匠。
そして最後は「蟲」。
この作品は、Fe+は読んだことはないのですが、基本的に「虫に粘着」した話です。
強迫観念から来る潔癖症で、全てに「蟲」が見える主人公。
淡い恋心を抱く女性に対して、「歪みまくった愛情」を注ぎ、殺してしまいます。
そしてその遺体を愛するという救いがないストーリです。
最後は「あらららら」って感じの結末を迎えるのですが。
この辺りの「救いのなさ感」は良い感じなのではないでしょうか。
それにしても浅野忠信ちゃんは本当に演技の幅が広い良い役者さんです。
今回の「乱歩地獄」で改めて見直しちゃいましたよ。
とまぁ、こんな感じの全4作だったのですが、感想としては。
乱歩プチ地獄
って感じでしょうか。
もうちょっと、原作が持つ「後味の悪さ感」があっても良かったかな。
期待していた分、評価が若干辛めなのは否めないかも。
あと、万人には受け入れがたい映画なので、あまり精神的に屈強でない方にはオススメ出来ないかも知れません。

さーて、観てきましたよん。
乱歩地獄。
期待の一本でしたが、さてどうでしたでしょうか。
本作は「火星の運河」「鏡地獄」「芋虫」「蟲」という4つの短編集からなるオムニバス形式。
元々、ストーリが全く繋がっていない4作品にちょっと関連性を持たせております。
まずは、「火星の運河」。
いきなりサイレントですか。
なかなか怪しい感じです。
地獄の一丁目としては上出来です。
浅野忠信ちゃんも全裸で怪演。
お次は、「鏡地獄」。
成宮寛貴ちゃんが主演しております。
うーん、ずいぶんアレンジされちゃっていますね。
もう少し江戸川乱歩自身の鏡フェチ、鏡粘着質がストーリに打ち出されていると良かったんですけど。
小説を読んだときの衝撃、何とも言えない後味の悪さは影を潜めています。
及第点ってところでしょうか。
本作品で「妖艶さ」を感じるのはやはり「鏡への執着と異様なまでの好奇心」を持つ主人公の行動なんですよね。
その次は「芋虫」。
戦時中「発禁処分」になった曰く付きの作品です。
Fe+が最も衝撃を受けた作品でもあります。
この作品に関しては不満がありましたね。
まず時代背景が曖昧にされてしまっていて、おどろおどろさが影を潜めてしまった点。
「戦争で手足を失い、声も耳も使えない状態」になってしまった夫を世話する妻。
唯一、残された感覚器官は触覚と視覚のみ。
そんな夫を献身的に看護する妻。
やがて心に芽生える暗く淀んだ感情。
その感情の果てに待っているのは、唯一残された視覚までも妻に奪われ、闇に生きる無惨な夫。
でも夫は、残りの力を全て使い妻に言うのです「ユルス・・・」と。
この怒濤の波状攻撃が、映画にはありませんでした。
凝縮された「人間の闇」がどうも発散気味だったんですよね。
映像的に凝るよりも、ストーリに凝って欲しいかったなぁ。
「火星の運河」がほぼサイレントだったので、逆に、映像が一切ない「ラジオドラマ風」という大胆な演出でも良かったのではと感じました。
その方がイマジネーションが働いて良かったかも。
江戸川乱歩は本当に「人の心の暗部」を素直に直視し、捉え、表現しようとしていますね。
さすが巨匠。
そして最後は「蟲」。
この作品は、Fe+は読んだことはないのですが、基本的に「虫に粘着」した話です。
強迫観念から来る潔癖症で、全てに「蟲」が見える主人公。
淡い恋心を抱く女性に対して、「歪みまくった愛情」を注ぎ、殺してしまいます。
そしてその遺体を愛するという救いがないストーリです。
最後は「あらららら」って感じの結末を迎えるのですが。
この辺りの「救いのなさ感」は良い感じなのではないでしょうか。
それにしても浅野忠信ちゃんは本当に演技の幅が広い良い役者さんです。
今回の「乱歩地獄」で改めて見直しちゃいましたよ。
とまぁ、こんな感じの全4作だったのですが、感想としては。
乱歩プチ地獄
って感じでしょうか。
もうちょっと、原作が持つ「後味の悪さ感」があっても良かったかな。
期待していた分、評価が若干辛めなのは否めないかも。
あと、万人には受け入れがたい映画なので、あまり精神的に屈強でない方にはオススメ出来ないかも知れません。
posted at 2005/11/22 0:55:16
lastupdate at 2005/12/12 1:13:37
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2005/11/28
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」鑑賞

「三丁目の夕日」好きなんですよね。
なんだが胸が熱くなる漫画です。
結構期待していた映画化。
前半はコメディタッチで笑わせて貰い、後半は涙なくしては観られませんでした。
うん、上出来。
かなり面白かったです。
茶川さんも、鈴木オートの主人も、やまふじの女将もそれぞれキャラクター設定は大きく違いますが、確かにこれは「三丁目の夕日」です。
一部(と言ってもほんのわずか)ですが、「鎌倉物語」のテイストが入っていたりと、西岸良平ファンにとっては嬉しいところ。
映画の中には、確かに昭和33年の世界が広がっていました。
典型的な「頑固オヤジ」の鈴木則文を演じるのは堤真一ちゃん。
サイコーにナイスな演技をしてくれました。
気は短くて、情に篤い。
そんな憎めないキャラです。
そして、茶川先生を演じるのは吉岡秀隆ちゃん。
ボサボサ頭がトレードマークのぱっとしない小説家なのですが、「役作り」のために、毎日石鹸で髪の毛を洗って、わざわざボサボサにしたんだそうです。
すごい根性だなぁ。

戦争が終わり、経済が復興し始めた、まだ日本が「貧しかったけど強かった時代」。
人々は貧しかったり、苦しかったりと辛いこともありますが、「ささやかな幸せ」があった時代。
そこで生きる人々の人間ドラマです。
予想以上に良い作品で満足でした。

「三丁目の夕日」好きなんですよね。
なんだが胸が熱くなる漫画です。
結構期待していた映画化。
前半はコメディタッチで笑わせて貰い、後半は涙なくしては観られませんでした。
うん、上出来。
かなり面白かったです。
茶川さんも、鈴木オートの主人も、やまふじの女将もそれぞれキャラクター設定は大きく違いますが、確かにこれは「三丁目の夕日」です。
一部(と言ってもほんのわずか)ですが、「鎌倉物語」のテイストが入っていたりと、西岸良平ファンにとっては嬉しいところ。
映画の中には、確かに昭和33年の世界が広がっていました。
典型的な「頑固オヤジ」の鈴木則文を演じるのは堤真一ちゃん。
サイコーにナイスな演技をしてくれました。
気は短くて、情に篤い。
そんな憎めないキャラです。
そして、茶川先生を演じるのは吉岡秀隆ちゃん。
ボサボサ頭がトレードマークのぱっとしない小説家なのですが、「役作り」のために、毎日石鹸で髪の毛を洗って、わざわざボサボサにしたんだそうです。
すごい根性だなぁ。

戦争が終わり、経済が復興し始めた、まだ日本が「貧しかったけど強かった時代」。
人々は貧しかったり、苦しかったりと辛いこともありますが、「ささやかな幸せ」があった時代。
そこで生きる人々の人間ドラマです。
予想以上に良い作品で満足でした。
posted at 2005/11/29 0:45:13
lastupdate at 2006/06/23 12:10:29
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2005/12/15
映画「親切なクムジャさん」鑑賞

そうそう、観ていてすっかり忘れていましたよ。
チャングムイ・ヨンエちゃん主演の「復讐三部作・完結編」となる本作。
冤罪で殺人の罪を背負わされたクムジャさん。
13年の服役を経て、罪を着せられた男に復讐を果たすというストーリです。
周到に用意された復讐への伏線。
服役中には、復讐に必要な人たちとのコネクション作りに勤しみ、出所してからはそれを最大限に活用します。
人を惹きつけるために、服役中はとにかく「親切」がモットー。
人の嫌がる仕事も一気に引き受け、やがて刑務所内でのリーダ格へと登りつめます。
そんなクムジャさん。
出所すると人格が豹変。
「親切サービス期間は終了」とばかりに、冷徹な復讐者へと変貌しちゃいます。
ラストでは見事、復讐を果たすのですが、その手法がかなり強烈。
これは是非劇場で確かめてみてください。
主役のチャングムイ・ヨンエちゃんは、なかなかキレた演技で復讐者役を熱演しています。
チャングムのポケポケっぽさとは全然違うキャラ作りに彼女の気合いの入り具合が伺えます。
「オールドボーイ」で復讐者を演じたチェ・ミンシクは今回「復讐される側」に回りますが、こちらも存在感抜群。
ラストシーンはちょっとキツい展開になるので、気の弱い方は要注意ですけど。

そうそう、観ていてすっかり忘れていましたよ。
冤罪で殺人の罪を背負わされたクムジャさん。
13年の服役を経て、罪を着せられた男に復讐を果たすというストーリです。
周到に用意された復讐への伏線。
服役中には、復讐に必要な人たちとのコネクション作りに勤しみ、出所してからはそれを最大限に活用します。
人を惹きつけるために、服役中はとにかく「親切」がモットー。
人の嫌がる仕事も一気に引き受け、やがて刑務所内でのリーダ格へと登りつめます。
そんなクムジャさん。
出所すると人格が豹変。
「親切サービス期間は終了」とばかりに、冷徹な復讐者へと変貌しちゃいます。
ラストでは見事、復讐を果たすのですが、その手法がかなり強烈。
これは是非劇場で確かめてみてください。
主役の
チャングムのポケポケっぽさとは全然違うキャラ作りに彼女の気合いの入り具合が伺えます。
「オールドボーイ」で復讐者を演じたチェ・ミンシクは今回「復讐される側」に回りますが、こちらも存在感抜群。
ラストシーンはちょっとキツい展開になるので、気の弱い方は要注意ですけど。
posted at 2005/12/15 21:34:07
lastupdate at 2005/12/16 4:07:53
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2005/12/23
映画「ザスーラ」鑑賞

壮大な兄弟喧嘩。ザスーラを観てきました。
どうも「ジュマンジ」っぽいなと思っていたのですが、原作者はジュマンジと同じクリス・バン・オールスバーグでした。
弟のダニー君がとってもかわいいんですよね。
とってもヤンチャ坊主ですし。
お兄ちゃんのウォルター君もちょっとオマセな男の子ですが、本当は弟想いの優しい子です。
そんな二人がひょんなことから見つけた「ザスーラ」という古めかしいゲーム。
謎の惑星「ザスーラ」を目指して駒を進める双六のようなゲームです。
弟のダニー君がこのゲームを始めると、あらビックリ!
自宅が宇宙空間へ。
そして、二人は地球に戻るためにゲームを続けるのでした。
最初は喧嘩ばかりしていた兄弟が、ゲームで起きる次々のアクシデントを乗り越えて、やがて仲良く協力し合って困難に立ち向かってゆくようになります。
このあたりはかなり微笑ましい感じですね。
もし「ゲームの出来事が本当に起こったら」という空想を実際に映像で見ることができます。
なかなか面白かったですよ。

壮大な兄弟喧嘩。ザスーラを観てきました。
どうも「ジュマンジ」っぽいなと思っていたのですが、原作者はジュマンジと同じクリス・バン・オールスバーグでした。
弟のダニー君がとってもかわいいんですよね。
とってもヤンチャ坊主ですし。
お兄ちゃんのウォルター君もちょっとオマセな男の子ですが、本当は弟想いの優しい子です。
そんな二人がひょんなことから見つけた「ザスーラ」という古めかしいゲーム。
謎の惑星「ザスーラ」を目指して駒を進める双六のようなゲームです。
弟のダニー君がこのゲームを始めると、あらビックリ!
自宅が宇宙空間へ。
そして、二人は地球に戻るためにゲームを続けるのでした。
最初は喧嘩ばかりしていた兄弟が、ゲームで起きる次々のアクシデントを乗り越えて、やがて仲良く協力し合って困難に立ち向かってゆくようになります。
このあたりはかなり微笑ましい感じですね。
もし「ゲームの出来事が本当に起こったら」という空想を実際に映像で見ることができます。
なかなか面白かったですよ。
posted at 2005/12/24 21:25:43
lastupdate at 2005/12/24 21:25:43
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2005/12/24
映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」鑑賞

ダニエル君の成長が著しいハリー・ポッターと炎のゴブレットを観てきました。
すくすく成長しておりますなぁ。
第一作目の時は本当にちびっ子でしたが。
もう立派な青年に育ってしまいましたね。
エマちゃんも同様に、もうほとんど大人の女性オーラが出ております。

さて、実はストーリの方はあまりついて行けてないんですよね。
シリーズ物ですから、前作品を全てしっかり観て内容を把握するか、小説を読んで理解を深めておかないとちょっと辛いですね。
という訳で内容は割愛。
感じるのは、だんだんメルヘンチックな内容から、シビアな内容になってきたなぁ。
という印象。
さて、これからどうなっていくんでしょうかね。
って、えらいい加減なレビュー。

ダニエル君の成長が著しいハリー・ポッターと炎のゴブレットを観てきました。
すくすく成長しておりますなぁ。
第一作目の時は本当にちびっ子でしたが。
もう立派な青年に育ってしまいましたね。
エマちゃんも同様に、もうほとんど大人の女性オーラが出ております。

さて、実はストーリの方はあまりついて行けてないんですよね。
シリーズ物ですから、前作品を全てしっかり観て内容を把握するか、小説を読んで理解を深めておかないとちょっと辛いですね。
という訳で内容は割愛。

感じるのは、だんだんメルヘンチックな内容から、シビアな内容になってきたなぁ。
という印象。
さて、これからどうなっていくんでしょうかね。
って、えらいい加減なレビュー。
posted at 2005/12/25 9:53:23
lastupdate at 2005/12/25 9:54:18
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