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40代に突入しても不惑の域に達しない。

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2005/05/15
映画「コーラス」鑑賞

コーラス

ピエール・モランジュ少年を演じるジャン=バティスト・モニエ君の歌声は、本当に「天使の歌声」のように澄み切っており、聞いていて何故か自然に涙が・・・

良い映画でした。
幼いときに良い師に出会うことがどんなに貴重で、大切な事なのかよく分かります。

問題児ばかりの寄宿学校で暮らす少年達は、いつも悪ふざけ、いたずら好きで先生達を困らせてばかり。

そんな生徒達に対して、「目には目を」と厳しい体罰や処罰で臨む先生達。
自らの栄達しか考えず、生徒達のことを微塵も考えない厳しい校長先生。

そんな学校に音楽教師クレマン・マチュー先生がやってきます。
マチュー先生は、今までの先生とは違い、子供達の目線で常に接し、決して「悪ガキ達」を力で押さえようとしたり、厳しい罰で対処したりしません。

そして、そんな生徒達をなんとかまとめようと、音楽家として才能を活かして、合唱団を結成します。

最初、「禿頭のオヤジ」と言って、小馬鹿にしていた生徒達も、マシュー先生の真摯な接し方に少しずつ心を開いて行きます。

そんな中、1人だけ合唱団の輪に加わらない少年がいました。
その少年が、「奇跡の声」を持つ、モランジュ少年でした。

コーラス

モランジュ少年の歌声を聞いたマシュー先生は、その卓越した歌声に感動し、必ずや将来、立派な音楽家になることを確信し、モランジュ少年を指導し始めます。

不良連中と組み、悪さばかりしていたモランジュ少年は、マシュー先生に対して最初は心を開きませんでしたが、次第に歌に没頭し、己の才能に気付き始めます。

そして、合唱団のソロを担当するまでになったモランジュ少年。
最後にはマシュー先生に対して感謝と信頼を寄せる関係になってゆきます。

マシュー先生は、モランジュ少年の母親に今の寄宿学校からリヨンの音楽学校に転校するべきだと必死で説得します。

「不良ばかりの集団で、何1つ他人に誇れるものなどない」と生徒達自身も、先生達も思っていた生徒達が、マシュー先生により、見事な歌声で他人を魅了するまでに成長したのでした。

50年後。
1人の偉大な音楽家は、かつて寄宿学校で学んだ時に音楽を教えて貰った恩師の日記を受け取ります。

コーラス

そして、恩師のマシュー先生、寄宿学校を思い出すのでした。

「親と上司は選べない」とは言いますが、人の人生なんて、ちょっとしたきっかけで大きく変わるものですよね。

この映画を通じて、改めて「コーチング」の大切さを再認識しちゃいます。
昨今では「良い師」に出会える確率よりも「悪い師」に出会ってしまう確率の方が、増えている気がしますし。

「教育の本質とは」というテーマを考えさせられる映画でした。
posted at 2005/05/15 23:43:46
lastupdate at 2005/11/04 8:32:27
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最近、春キャベツのコンソメスープを良く作ります。

男料理の必須条件、「美味い」「早い」「安い」の三拍子が揃っているんで、お気に入りです。

作り方は至って簡単で、

1.キャベツを4つ切り(Fe+は芯を切っちゃいます)
2.お鍋に投入
3.コンソメ2欠け投入
4.ベーコンを細切りにして投入
5.ひたひたになるまで水をお鍋に張る
6.粒黒胡椒を10粒ほど
7.中火で煮立つまで
8.煮立ったら弱火にして、塩と胡椒で適宜味を調整
9.キャベツが柔らかくなったら完成!!


ってな感じです。

元々は、グッチ裕三氏がテレビクッキングで作っていたのをパクっただけなんですけどね。
(テレビでは薄切りの豚肉を利用していたんですが、Fe+はベーコンの方が好きです)

料理は結構好きなので、色々作るのですが、得意料理は実は煮物だったりします。

お味噌汁用に引いたダシの後に二番だしを作って、里芋、椎茸、にんじんなどで煮物を作ったりします。

豚の生姜焼きは、特製の漬けダレにつけ込んだ豚肉を冷蔵庫で一時間ほど放置してから作るとオイシイんですよ〜[:目がハートネコ:]
(特製ダレは、昆布+干し椎茸+鰹節を醤油で煮立てて、冷ましたものに生姜を加えます)

あとはおでんも大好きなので冬場は良く作ります。
既製品の「おでんの元」は使いません。
お鍋に張った水に昆布を一時間程度浸しておいて、鰹節、煮干しで取っただしで作ります。

あとパスタも好きなのでトマトを湯剥きして作る冷製パスタなどなど。

とまあ、こんな調子なので、友人からは

「なんかさ、○○(Fe+の本名)ってさ、

嫁いらず

って感じだよね」

とか言われたりしてヘコむ〜[:涙ぽろりネコ:]

負け犬独身貧乏貴族なんだいっ 0(>_<)0
posted at 2005/05/15 4:06:25
lastupdate at 2005/05/15 4:16:18
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洋服の数が増加の一途でして、とうとう諦めてちょっと大きめのクローゼットハンガーを「暮らしのデザイン」で購入しちゃいました。

衣替え

「安全のため、必ず二人以上で組み立てて下さい」
「広い場所で横にして組み立てて下さい」など、

守れそうもない注意書きを無視

して1人で「立てながら」二時間ほど悪戦苦闘して、ようやく組み立てが完了しました。
そもそも、どうやって高さが2mもあるクローゼットを「横置きにして」組み立てるスペースを確保できるんでしょうか。

都会&1人暮らしの住宅事情では元々、無理な注文です。
この辺りの事情を忖度して頂き、少ないスペースで組み立てられるように設計して頂けると助かるんですが・・・

いや〜、広いクローゼットは良いですね。
洋服が実に綺麗に収納できました。

おかげで、中途半端だった衣替えも無事に行うことが出来ました。
案の定、クリーニング対象となる冬服が次々と雨後の竹の子のように出てくること。

ただ、こんなに大きなクローゼットを購入したにも関わらず、まだまだ収納しきれない服が大量にあって、結構困っています。

はぁ〜

大きいウォークインクローゼットのある家に住みたい[:目がハートネコ:]

以前は、収納しきれなくなった服を物干し用のハンガーに掛けていたのですが、

服の重さに耐えかねて、脚が

ボギッ

と音を立てて折れてしまったんですよ。
これにはビックリしました。
posted at 2005/05/15 1:20:08
lastupdate at 2005/05/15 1:20:08
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2005/05/14
環七沿いにある「東京ラーメン」に久しぶりに行ってきました。

東京ラーメン

注文したのは、「こってり醤油+煮玉子+チャーシュー」です。

ここのラーメンの特徴はちぢれ細麺に良く絡む醤油スープと、香ばしいチャーシューなんですよね〜。
醤油ダレに漬け込んだチャーシューを香ばしく焼き上げた感じで、とってもグッドです。

一年以上行っていなかったんですが美味しかった〜うっしっしネコ
posted at 2005/05/15 0:57:18
lastupdate at 2007/10/22 21:49:46
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2005/05/13
ハーバード大学の心理学者、「ナリニ・アンバディ」「ロバート・ローゼンソール」の二人がある実験をしました。

それは、

人が人を判断する基準

という実験でした。

この二人の学者は「学校の先生が生徒から優秀だと思われる要因は何か?」を調査したらしいのです。

まず、先生が授業を行っている所をビデオで撮影し、音声はカットします。

生徒はビデオを見て、15項目の評価を行い、「何が優秀そうに見える要因になっているか」を回答しました。
この生徒達は、ビデオに映っている先生の授業を受けたことがない生徒達です。

当初、1分のビデオを作成する予定だったらしいのですが、諸々の事情により、

10秒

のビデオしか作れなかったらしいのです。
つまり、生徒は10秒かつ無音のビデオを見て、その先生が優秀がどうかを判断しなければならないという状態。

この10秒という短い時間での評価が、果たして実験データとして役に立つのか、当然疑問視されました。

そこで、ナリニ・アンバディは更に、このビデオを

5秒に短縮

して同様の実験を行いました。
そしたらビックリ、

10秒の時とほとんど変わらない

結果になったのです。
そこで、さらにビデオの映像を

たった2秒

にして再度実験を行っても、

ほとんど結果は変わらない

という結論を得たらしいのです。

そして、ダメ押しは「そのビデオに映っている先生の授業を半年間受けた生徒」が評価した結果と、「授業を受けたことがない2秒のビデオを見た生徒」とが

ほぼ一致した

んだそうです。

つまり人は

2秒でその人の印象を判断し、

その印象はどんなに時間が経過してもほとんど変わらず、

しかも正しい


という衝撃的な結果となったようです。

同様の実験で、「面接時における人物評価」という実験を行った「フランク・ベルニエリ」と「ハネ・ガタ・ジャイン」という二人の学生がいます。

この二人は、「プロの面接官が15〜20分面接して得た結果」と「素人がその面接を録画したビデオを15秒だけ見て評価した結果」とに

強い相関関係

があることを発見しました。
さらに、15秒のビデオは「部屋に入り、挨拶し、席に座る」という映像しか写っていなかったんだそうです。

これら事例から言えることは・・・

ファーストインプレッションが全て

って事らしいんです。

これって、たぶん脳の原始的な部位が関係している気がします。
つまり反射に近い部分ではないかと。

と言うことは逆にこの「2〜15秒で評価決定法則」を熟知していれば、それを逆手に取り、心理的に有利な立場に立つ戦略を立てることも可能ではないでしょうか。

具体的には、先ほどの実験同様、面接で利用することが考えられます。
つまり「面接は最初の2〜15秒が勝負」と考えてしまえばいいんです。

その2〜15秒間はとにかく

元気よく&爽やか〜

を徹底的に「演じ」ちゃうんです。
後は適当に会話していればOKじゃないかと。
だって、「ほとんど評価に影響を与えない」んですから。

商談や接客にも使えそうですね。
出会いの2〜15秒をとにかく大切にする。

あっ、あと当然、

合コン

でも使えるかな[:目がハートネコ:]

うーん、これはいいかも。
何となく、自分の経験上も理にかなっている気がします。

ある意味、気が楽になると思いませんか?

結局人は外見や雰囲気で人を判断しちゃている。

しかもたった2秒間。


これさえ分かっていれば、面接なんて「お気楽に行こう〜」って思えてきます。

就職活動中の学生さん、転職活動中の皆さん。

まずは、

元気よく&爽やか〜

で行きましょう!。
後は面接官の目をきちんと見て、にこやかに[:にこネコ:]

これですね。
これで、合格は間違いなし!!

えっ?肝心の実力は?
・・・・重要

Da Yo Ne??(きっと)

posted at 2005/05/13 3:03:28
lastupdate at 2005/05/13 3:06:27
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うーん・・・

まだ自分の中で消化できていない部分が多すぎなので全く見当違いなコメントの可能性があるのですが、ご容赦ください。

TRIZ(発明的問題解決の理論)という研修を二日間に渡って受講しました。
ちなみに上記「TRIZ」は「トゥリーズ」と読むそうです。

基本的にFe+はソフト屋さんなので、ソフト屋としての視点からTRIZを語らせて貰うと

デザインパターンみたいなもの

かなと。

賢い学者さんが研究している理論なので、Fe+のような一介のエンジニアには多少分かりにくい点が多くって、「何を言っているのか、何をやりたいのか、何を解決したいのか」という核となる事柄がぼやけてしまっている気がします。

ですが、分かりやすく言えば「デザインパターン+フレームワーク」かなと。

ロシアのアルトシュラーというおじさんが、かつてロシア軍(当時はソ連ですけど)軍属の特許審議官をやっているときに、

なんか特許って発明や解決方法にパターンがあるな〜

と気付いたらしいんです。
それも利用する産業分野が異なっていても、ある程度のパターンが存在すると。

そこで、アルトシュラーおじさんは、

250万件

の特許を調査し(!!)、そこからある一定のパターンを抽出、抱える問題から、解決方法となる「ヒント」とを結びつけて、容易に問題解決(や発明)ができるような

フレームワークとデザインパターン(らしきもの)

を作ったという事らしいです。

極論すると、

「サルでもできる発明フレームワーク」

を作ろうとしたって感じですか(かなり極端な表現ですが)

この辺りのマインドはデザインパターンと重なるものがあります。

つまり、「とっても賢い人達がウンウン唸って、発明した方法を、利用しちゃえ」という発想ですからまさにデザインパターンと言って良いと思います。

Fe+的に感じたTRIZのミソを以下に示します。

1.マインドはデザインパターン(なのでTRIZを利用=「銀の弾丸」ではない)
2.「改善点・リスク」というマトリクス表に基づき「技術的ヒント」を導出できるのがミソ
3.上記以外のフレームワークがたくさんある
4.たくさんあるフレームワークを利用者が適宜選択する必要がある
5.たくさんあるフレームワークを「どんな状況の時にどう選択するか」が曖昧
6.そういう意味で導入段階でのアクティビティがよく分からない
7.物理現象を含めて「モデリング」を行うフレームワークがある
8.モデリングで利用される記号の定義が曖昧(UMLのようなモデリング言語はない)

次にFe+的TRIZのノリ予想を以下に示します。

1.「直感」とか「自己の経験」だけで設計するのはやめようよ
2.フレームワークにより技術者同士の意思疎通の円滑化
3.デザインパターン的な「同じ土俵」での議論(「ストラテジーパターンね」的ノリ)
4.「あさっての方向」的発想の排除
5.物理現象を伴うモデリング→パターン適用というトップダウン的開発手法の普及

ちなみにアルトシュラーおじさんが250万件の特許を調査したのはかなり古い時代とのことで、基本的にTRIZは、

物理現象を伴う発明(問題解決)

に焦点を当てています。
そのため、自然科学と多少切り離された「ソフトウェア」の発明(問題解決)には、あまり効果がなさそうです。
(ソフトウェアに適用した事例もあるそうですが・・・)

つまり、メーカ系で言うと「メカ屋さん」「電気屋さん」「化学屋さん」などが利用することが前提のようです。

逆にソフト屋さんは、ソフト屋さんとしてTRIZのようなフレームワークがたくさんあるので、

無理に使う必要はないかも

というのが正直な感想です。

マトリクスから「技術的ヒント」を導き出すという点と、モデリングからパターン適用の時にデータマイニングのような事をするらしいのですが、その辺りが参考になりそうです。
あと「特許書き」の時には威力を発揮しそうなんですよね〜。

逆にモデリングの表記方法が曖昧だったり、先程の「どのフレームワークを利用して分析をするか」という明確なアクティビティの定義といった部分に関しては、UMLを導入した方が良いのではと思っちゃいます。

Fe+的にはフレームワーク思考というアプローチは嫌いではないので、なかなか勉強になりましたが、TRIZは強力なツールに「化けるポテンシャル」は秘めているのですが、

かなり発展途上で体系化されていない感

が強いというのが正直な感想です。
フレームワークとは「考え方の方向付け」だと思うので、このような手法により、「技術レベルの底上げ」を行い、エンジニア同士で「共通語(認識)」を持ち、意思疎通を円滑にすることは非常に良いことでしょう。

Fe+的に研究対象として今後、TRIZもウォッチしていきたいなと思う今日この頃でした。

ちなみにTRIZの教科書の冒頭には、

マインドマップ

もしっかり登場します。
利用方法はJUDEでの提案と同じですね。

やはり、マインドマップ最高です!
トニーブザン大先生には本当に感謝しなくては。

マインドマップの放射思考は大脳生理学の研究で明らかになった、人間の記憶システムと同じであるという科学的根拠があります。
この話については、いずれ詳しく書きたいと思います。
(以前から温めているネタなんで)

つまり、どのような「論理思考」を行うにしても、

全ての「論理思考」の原点となる

という事が素晴らしいんです。

なんだか最後にはマインドマップ絶賛ネタになってしまいました。[:にこネコ:]
posted at 2005/05/13 1:31:48
lastupdate at 2005/05/13 1:40:24
修正
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2005/05/12
映画「Shall we Dance?」鑑賞

Shall we Dance?

うーん、「あり」かなぁ。

基本的にオリジナルの方が良かった気がしますが。

役所広司先生の「くたびれたサラリーマン感」がちょっと薄れてしまった感じですね。
当然、ハリウッドで適役なのはリチャード・ギアちゃんくらいでしょうから、この配役は正解でしょうけど。

でも「所変われば」って感じですね。
オリジナルも今回のリメイクも「ごく一般のありふれた家庭での日常」を描いている筈なんですけど、こうもキャラクター達が変化するとは・・・文化の違いなんでしょうか。

まず、原日出子ちゃんが演じていた奥さんのキャラクター設定が全く違うんですね。
Fe+的には「真面目な旦那を心配する控え目な奥さん」って感じのキャラクターがとても良かったんですけどね。
だからこそ、ラストに自宅の庭でたどたどしく踊る夫婦がとても素敵に見えたんです。

アメリカナイズされちゃうと、ああなっちゃんでしょうね。
ジェンダーフリー意識の高い国でしょうから。

Shall we Dance?

キャラクター設定としてあまり変わらなかったのは渡辺えり子さん&竹中直人氏の二役。
元々、強烈なキャラクターだったんで、ハリウッド的にはちょうど良かったのかも知れません。

あと草村礼子さんが演じていた「たま子先生」の上品さが失われていたのもちょっと残念。
「たま子先生はレッスン中に酒なんか飲まないぞ〜」って感じです。

Shall we Dance?

日本の「社交ダンス」に対する価値観と、日本人ならではという感性に基づいたストーリやキャラクターは濃度的にかなり薄まっています。
「Shall we Dance?」の良かった所は実はそういう箇所なのではと思うのですが。

Fe+的にはやっぱり、「女性の手を握ったり、腰に手を添えたり、身体を密着させたり」なんて、日常の生活ではあり得ない状況に緊張して上手に踊れない役所広司先生の姿が印象的でした。

そんな気恥ずかしく、「ちょっと他人の目が気になって」という日本人固有の「恥の文化」みたいな文化的背景が面白さのエッセンスなんじゃないかと。
ハリウッド版を観て再度、認識しちゃいました。
posted at 2005/05/12 23:49:45
lastupdate at 2005/11/02 10:57:58
修正
comments (0) ||
 
2005/05/11
映画「交渉人 真下正義」鑑賞

交渉人 真下正義

Fe+とフジテレビの関係は、例えるならば「トムとジェリー」、または「ルパン三世と銭形警部」って感じでしょうか。

かなり一方的ですがうっしっしネコ

故にフジテレビが絡む作品に関しては、ストーカばりにチェックが細かくなってしまうんですよね。
まあ、愛情の裏返しだと思って頂ければ。

今回原案に参加しているのは、お馴染み「ごった煮満漢全席」こと君塚良一氏。

尼崎列車脱線事故以降、列車事故に対してナーバスになっている昨今、本当に予定通りに公開するのかなと思っていましたが、

なんの躊躇もなく公開

されちゃいましたね。
自粛すると思ったのですけどね〜。
まあシチュエーションが違うからいいのかなぁ?
流石フジ、ノリが軽いです

ストーリは警視庁刑事部交渉課準備室課長の「真下警視」と、謎の凄腕ハッカー(クラッカー)「弾丸ライナー」とのネゴシエーション&頭脳戦を中心に繰り広げられる・・・

筈なんですが

うーん、ユースケ演じる「真下警視」
あまり交渉に成功していないような気が・・・。

交渉人 真下正義

前作、「踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ」も同様なのですが、
基本的に

どこかで観たような、聞いたような話

なんですよね。
正直に言ってしまえば「押井パトレイバー(劇場版)」の影がちらほら。
前作は「2」のテイスト丸出しだったので今回は「1」という事なんでしょうか?

犯人像が相当「パトレイバー劇場版」の犯人「帆場英一」に重なります。
類似点を挙げてみましょう。

1.凄腕ハッカーになれる程のコンピュータ知識
2.システム構築時に時限式ウィルスをプログラミングしておく(チャンスがある)
3.犯人の「非人間的な印象」を強調するための「烏」
4.計画発動時には既にこの世にいない(これは若干違いますが)
5.(爆弾・ウイルス)の起動契機に「特定の周波数」を利用する

・・・ほとんど同じじゃない泣き笑いネコ

次に演出的な類似点なんですが、

物語の核心に迫ったきた時にラヴェルの「ボレロ」をBGMにストーリが進行します。
こちらは「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」のクライマックスにソックリだと感じちゃいました。

「ボレロ」大好きっ子のFe+としては「ツボ」な演出なので面白かったのですが、出来ればアテレコにはカラヤンのボレロを投入して欲しかったなと。

完全に個人的な嗜好ですけどね。
あのカラヤンの「完全主義的ボレロ」が好きなんです。目がハートネコ

と、随所に色々な作品のパクリオマージュを感じる「交渉人 真下正義」ですが、面白かったのは事実です。

評価高いですよ。
こんなに文句付けておいて後で絶賛しても説得力無いかも知れませんがにこネコ

交渉人 真下正義

あと、マニアなトリビアをひとつ。

警視庁の「大階段のシーン」で使われているのは、某キヤ○ン本社棟の入り口にある階段です。
これは結構有名かな?

posted at 2005/05/11 1:48:21
lastupdate at 2005/11/02 10:55:39
修正
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