民主党は２６日、ライブドアの送金指示メール問題で国会を混乱させたとして、メールの真偽に関する調査結果の公表前に、永田寿康衆院議員だけでなく党執行部も記者会見を開き謝罪する方針を固めた。会見は２８日に行う方向で調整している。

うん、それが事態を収束するのに一番良い方法かも知れませんね。
騙されたのか、乗せられたのか、詳細は分かりませんが。

デジタルデータ（の印刷物）は証拠能力をほとんど備えていない

という本質に気付かなかったんですかねぇ。

深夜に再放送をしていた辰巳芳子の“四季のスープ”という番組を観ていました。
料理研究家の辰巳芳子ちゃんは御歳81なのですが、恐ろしくポジティブシンキングな人でした。

うーん、素晴らしい。

さて、この芳子ちゃん。
スープ作りの研究に全力を傾けている人です。
そこで紹介していたのが「蒸し炒め」という方法。

例えば、コンソメスープを作ろうとすると、タマネギやニンジン、ジャガイモなどを炒めてから水を注いで・・・という過程を踏みますよね。

そこで、野菜を炒めるときに、一品づつ丁寧に「蒸し炒め」するんです。
蒸し炒めは、この野菜を炒める時に使う方法です。

方法は至って簡単。
とろ火に鍋をかけて、蓋をして蒸しながら炒めます。
炒めては、蓋をして、また炒めて・・・と繰り返すだけ。
鍋に着いた水滴も全て鍋に戻しながらゆっくりと炒めて行きます。

そうすると野菜本来の水分と旨味を残したまま炒める事が出来ます。
さらに一品づつ丁寧に炒めることにより、余計な雑味がない上品な仕上がりに。

そんな芳子ちゃんの「蒸し炒め」の方法を忠実に守って作ってみたコンソメスープ。

とんでもなく旨かったです。

今まで自分が作ってきたスープとはまるで別格。
タマネギ、ニンジン、ジャガイモに野菜本来の甘味とコクが残っています。
一口含んだときに思わず鳥肌が立ってしまいました。

いやぁ、料理の基本は手間をきちんとかけることなんですねぇ。
恐るべし「蒸し炒め」