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40代に突入しても不惑の域に達しない。

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2006/10/01
フラガール
久々に満点の映画が出ましたよ。
いい!ナイス!フラガール。

フラガール

これは面白かった。
笑いあり、感動あり。

石炭が「黒いダイアモンド」と呼ばれていた頃から、時代が移り変わり、エネルギー源が石炭から石油に変わっていった時代。
確実に1つの時代を支えていた炭鉱の男達、そして女達、子供達。
炭鉱の町に存在する強い絆と、時代を支えてきたプライド。

そんな時代が終わろうとする時、それを受け入れることができる人達と、受け入れられない人達に別れていた頃。
時代の流れを察知して、炭鉱以外の新しいビジネスを興す必要に迫られて誕生した、「常磐ハワイアンセンター」。
日本であり、日本ではない常夏のハワイを再現する一大プロジェクトだったんですね。

この映画は、そんな時代の移り変わりに、家族のため、自分のために必死でプロのダンサーになった炭鉱の町の女性が主人公です。

フラガール

東京からやって来た平山まどか演じる松雪泰子ちゃん。
「都落ち」した悲しい宿命を背負いつつ、どこか自暴自棄な彼女。
しかし、ダンスに注ぐ情熱は変わらず、一人踊る姿はとても印象的。

そして、主人公を演じた蒼井優ちゃんが最高でした。

「最初から『できない』なんて決めつけないでけろ」
気丈で、元気でひたむき。
フラダンスに全く理解がない母親とケンカして家を飛び出します。
ダンス教室に泊まり込みでダンスに打ち込む姿がとても素晴らしい。

最初は、全く踊れなかった素人集団が、常磐ハワイアンセンターがオープンするときには立派なプロダンサーになっていました。

フラガール

娘の一途なダンスを見た母親も、その姿に魅入られ、ダンスに対する「ちゃらちゃらしたもの」という見方がやがて、「そういう仕事があったっていいじゃないか」という気持ちに変化していきます。
そして、大観衆の前でトップダンサーとして踊る我が娘を見る目は愛おしさに溢れていました。

ラストのダンスは感動ものでした。
結構良い作品だと思いますので、是非とオススメしておきましょう。
posted at 2006/10/03 0:07:35
lastupdate at 2006/11/05 10:55:30
修正
 
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