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2005/04/22
真夜中の弥次さん喜多さん
映画「真夜中の弥次さん喜多さん」鑑賞

真夜中の弥次さん喜多さん

おーい、

お伊勢参りは何処行った〜?

クドカン監督作品、「真夜中の弥次さん喜多さん」を鑑賞してきました。

うーむ、

惜しい!

本当に惜しい!
もうちょっとストーリ的に破綻した方が良かったかなぁ。
「アホを装っているのに知性を隠しきれない」って感じです。
もっと、くだけて欲しかったんですよね〜。

めちゃくちゃなストーリ、あり得ない演出の端々に

どうも「哲学的なにほい」

がするんですよねぇ。

映画全般に関して言えば、「クドカン節」炸裂なのでドタバタ、ハチャメチャぶりは味わえるんですが、あまり笑える箇所は少なかったかも知れません。

お隣のお姉さん二人は上映中、常にケラケラ笑っていましたけど。にこネコ

さて、主役の長瀬君と七之助君のキレた「ホモっぷり」ですが、演じている長瀬君の恥ずかしさがスクリーンを通してこちらまで伝わってくるというか、何というか、

二人のキスシーン

では、こっちまで照れてしまいスクリーンから目を逸らしてしまう自分に気づいちゃたりして。

個人的には竹内力大先生が演じるお代官様が一番ツボでした。

真夜中の弥次さん喜多さん

大先生、今回もキレた演技です。サイコーです。

大先生のあのウルトラハイテンションはリスペクトを通り越して

もはや神格化

の領域に達しています。

そんな感じで、主役の二人が霞むほどの強烈キャラクターが全編を通して出演しています。

真夜中の弥次さん喜多さん

しかし、そんな逆境を七之助君の演技力と「ヤク中」という、

ある意味、最強のキャラクター設定

に助けられ何とか主役としての立場は確立できていたようです。

この「真夜中の弥次さん喜多さん」って、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」がベースなんですね。

十返舎一九がこの映画を観たらどう感じるのでしょうね?

何となく

大喜びしたかも?

と思っちゃうんですけどね。きりりネコ
posted at 2005/04/22 2:14:00
lastupdate at 2005/11/02 10:58:50
修正
 
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