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40代に突入しても不惑の域に達しない。

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2005/01/25
君よ憤怒の河を渉れ
DVDで「君よ憤怒の河を渉れ」を鑑賞

君よ憤怒の河を渉れ

最近では「健さん」と言えば「松平健」さんになってしまうのでしょうか?
いやいや、健さんと言えば、

高倉健

このお方をおいて他はいないでしょう。

日本男児の象徴でもあらせられる健さんが主演の「君よ憤怒の河を渉れ」を鑑賞しました。

なんだかWANDSやB'zの曲名みたいな長ったらしいタイトルですが、微妙に中途半端ですね。
ここは思い切ってさらに長くしてみましょう。

「愛のままに、わがままに、僕は君と憤怒の河を渉れ」

とか

「世界中のだれよりきっと君と憤怒の河を渉る」

なんてタイトルはどうでしょう?

まあ最近のトレンドと取り入れるのであれば、

「君と世界の中心で憤怒の河を渉れ」

でしょうか?
もちろん、

「セカ憤」と略されます。

うーん、いまいちだなぁ。

おっと、脱線してしまいましたので話を戻しますと、
ストーリは「逃亡者」の日本版という表現がピッタリです。

無実の罪を着せられた健さんが、己の無実を証明するために北は北海道、南は・・・・えーと・・・

メモし忘れた(泣)。

・・・と、(何が?)日本中を駆けめぐり、自身の無実を証明しようと奔走します。
そして、事件の裏には大物政治家の狡猾な罠があることを突きとめるのでした。

そんな健さんを執拗に追うのは刑事役の原田芳雄ちゃん。
「逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズに相当します。

そして原田芳雄ちゃん、渋いです。
健さんの「日本男児」とは違う「漢と書いて”おとこ”と読む」という感じのキャラです。

さてさて健さん、逃亡中に様々な人達と出会うのですが、
共通していることは、

女性にモテモテ。

ということでしょうか。
とにかく健さんのピンチになったときには女性が手をさしのべてくれます。
さすが健さんです。うらやましい限りです。
しかも

「自分不器用ですから」

というストイックさで女性を虜にします。

そんな女性の中で、
異様なまでに「健さんLOVE」状態で活躍する女性が北海道の富豪の娘である遠波真由美(中野良子)です。
とにかく彼女の献身度は、

明らかに常軌を逸しております。

健さんを逃がすために新宿に馬を大量に放つわ、脱ぐわ、飛行機強奪させるわ、と大ハッスル。
杉良太郎に群がるオバチャンのような猛烈パワーで健さんのピンチを次々と救います。

何でこんなに献身的かというと「命の恩人だから」という事なんですけど、

きっかけは北海道日高の山中です。

明らかに中にオジサンが入っていると思われる口を虚ろに半開きにした野生の着ぐるみ

に襲われる中野良子ちゃんを助ける。
そんなイベントから始まります。

場違いなカウボーイ姿で大木にしがみつく中野良子ちゃん。
眼下には「ポカーン(゜Д゜)」と口を開けたマヌケな迫力のある熊が木を揺らしております。

「きゃー!!誰か!誰か助けて〜」

こんな脱力シチュエーションにも関わらず、良子ちゃんの演技が冴えています。
伊崎兄弟は是非とも見習って欲しい箇所です。

とにかく良子ちゃんピンチ!

そこに通りかかった健さん。
良子ちゃんを一目見るや、熊に猟銃で「ズドン!」と一発お見舞いします。
撃たれた着ぐるみ熊は良子ちゃん襲撃を止めて、虚ろな口元で健さんの方へクルッと振り向きます。
そして、

恐ろしくなめらかな二足歩行動作

で健さんに突進していきます。

逃げる健さん。
襲う着ぐるみ熊。
微妙にカメラワークで誤魔化されていますが、

たぶん熊は動いていません。

動いているのはカメラ(上下にユサユサとね)

そして動いていない熊に迫真の演技で応える健さん。
さすがです。

くどいようですが伊崎兄弟もこれくらいの役者魂があれば、あれ程のバッシングは受けなかったでしょう。

そして健さん、川に転落。
流されていきます。

一部始終を木にしがみついたまま見つめる良子ちゃん。
間抜けな姿です。

・・・・・場面が変わって、良子ちゃんの家でベッドに寝ている健さん。
看病する良子ちゃん。

どうやら地元でも有数のお金持ちらしいです。
父親は大滝秀治(ひでじい)です。

ひでじいは良子ちゃんに尋ねます。
「どうだい、命の恩人の容態は・・・・」

はいっ、説明終了。

以上がきっかけです。
以降、良子ちゃんはこの恩を忘れず、健さんを救い続ける為に獅子奮迅の活躍をするのでした。
ふぅ、説明疲れた〜。

さてさて、

そろそろ眠いので細かい所は端折り、いきなり

ラストシーンにレッツ☆ゴー!(カラ元気発揮)

黒幕の大物政治家は、健さんが別の事件で怪しいと思い捜査していた西村晃(黄門サマ)でした。

読んでいる方にはさっぱり理解不能だと思うのですが(すんごく飛ばしてるからね〜)
健さんを追跡していた芳雄ちゃん、後半になると健さんが冤罪であることに気付いて、健さんの味方になってしまいます。

なのでラストの黄門サマの家に乗り込む時には、健さん&芳雄ちゃんコンビです。

この後の展開は、
まさに「憤怒の河を渉って」きた健さんの怒り爆発!
約二時間、健さんの辛い逃避行を見せられてきた我々も鬱憤が貯まりっぱなしです。

そして何故か芳雄ちゃんも便乗爆発!

陰謀がばれて国外逃亡を図る黄門サマに対して、芳雄ちゃんいきなり

自殺強要

黄門サマ、ポカーンp ( ゜д゜)(日高山中の熊級)
我に返り強がります。

さらに海外逃亡しようとする黄門サマに対して、

芳雄ちゃん突然、発砲!

ビビる黄門サマ(当たり前だ)

キレる黄門サマ (゜Д゜)ゴルァ!!

ものすごい俊敏さで芳雄ちゃんの拳銃を杖でたたき落とします。
(この動作が本当に素早い!)

とっくみあいをする芳雄ちゃん&黄門サマ、拳銃は床を滑りながら健さんの元へ。

健さんは終始、芳雄ちゃんの

はっちゃけシーン

を見守っておりましたが、
拳銃を拾うと黄門サマに向かって

「動くな」

と言いつつ狙いをつけます。

さすがに健さんは芳雄ちゃんみたいに暴走しないよね。
ここでタイーホよね。

「世の中には法で裁けない悪があるんだ」

えっ?

「撃て〜!(芳雄ちゃん煽る)」

まっ、・・・・

パン!

・・・・撃っちゃったよ・・・・

驚きの表情で崩れ落ちる黄門サマ。(そりゃそうだ)

拳銃を芳雄ちゃんに渡す健さん。
そして芳雄ちゃん暴走!

「おまえなんか死んだ方がいいんだ」

パン!パン!パン!パン!

えーっ、なぜアンタが撃つ?
しかも健さんより多く撃ち込んじゃってるし・・・・

己の野望を潰えた黄門サマ無惨にも銃殺。

と同時に突入してくる別の刑事達。

目の前に展開する光景が理解できません。
そりゃそうです。
タイーホしに来たら

「容疑者と上司が仲良く巨悪を私刑」

しちゃってます。空気を読めと言われても無理な話です。

刑事達は「こっ、これは・・・・」と絶句。

すかさず芳雄ちゃん。何を思ったか。

「正当防衛だ!」

と虚偽申告。
しかも健さんに「おまえが証言者になってくれ」と偽証強要。

もう本当の巨悪は

芳雄ちゃんだったのではないかという疑念が頭をよぎりっぱなしです。

ですがさすが我らが健さん。

「いや、俺は証言者にはならないよ。なぜなら、

俺も共犯者だからだ」

いきなりカミングアウトしちゃいます。

こうして検察官と刑事によるリンチは終了したのでした健さんの無実は証明され容疑は晴れたのでした。

めでたし。めでたし・・・・っと。

どうでしょうか?
芳雄ちゃん&良子ちゃん&健さんの迫真の演技と大暴走を観たくなりましたでしょうか。

では最後にとっておきのネタを・・・
この映画って、

BGMがドリフのコントで使われているような曲

なんです。
しかも使われるのは常にシリアスなシーンだったりします。
恐ろしいまでの映像と音楽のミスマッチぶりが笑いのツボに入ってしまいました。

♪ファッ ファッ ファッ ファッ ファッ〜

ファ〜 ファ ファッファ〜




posted at 2005/01/26 3:38:20
lastupdate at 2005/11/07 18:43:15
修正
 
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