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某メーカ勤務の怪しい会社員。
40代に突入しても不惑の域に達しない。

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2006/05/19
「プロジェクトって何?」

とプロジェクトマネージャに聞いたら全員きちんと答えられるのかなぁ?
所属する業界によって定義がブレてるんじゃないかと思うんですよね。
でも、PMBOKの冒頭には定義してあったから、一般論は答えられるのかな。きっと。

じゃあ、「経営とプロジェクトの違いは?」
という質問には、経営者も、プロジェクトマネージャも答えられるのかな?

実はこれがかなり興味深い。
「期限前提が無限か有限かの違い」ってだけの答えじゃ底が浅いし。
もっと実質的なガツンと「芯のある」答えが欲しいところ。

ちなみにManagementという言葉は、日本語に訳すと「管理」とか「経営」なんて言葉になりますね。
文脈によって、どちらかとして捉える必要があったりします。

果たして、プロジェクトマネージメントのManagementはどっちなんでしょうね?
広義では後者?
狭義では前者?
うーん、曖昧だなぁ。

企業の持つ資源(リソース)の代表的なものが「人」「モノ」「金」。
それを管理して、経済活動をして利潤を追求するための手法が「経営」だとすると・・・

「人」「モノ」「金」を管理して成果物を生み出すのがプロジェクト。
それを管理している人は・・・と思考すると「経営」になっちゃう。

とにかく「これを完成させろ!」という命題をクリアするために、限定された「人」「モノ」「金」を使うのがプロジェクト。
それを管理している人は・・・と思考すると「管理」になってしまう。

ってことはプロジェクトマネージメントは、やはり「経営的視点」と「管理的視点」の二面性を兼ね備ているんだろうね。
当然プロジェクト内容によっても大きく変わるので、Managementに含まれる意味の度合いが変化してしまうでしょうけど。

うん、本題とずれた!

考えたかった事は、そんな事ぢゃなくって、「組織とプロジェクト」ってどっちが主で、どっちが従なの?
ってことなんです。

「組織に依存した形でプロジェクトを行わなければならない」っていう図式は極めて普通のような気がします。
プロジェクトは、成果物を有限の資源で有限の時間内に完成させるのが目的ですから。

しかし、これはあまりにも「与えられた状況を甘受しすぎ」って感じなんですよね。
資源の調達はプロジェクト中に行えるとしても、この図式は「組織>プロジェクト」ってことですよね。

じゃあ、逆のパターンを考えてみよう。
「プロジェクトのために、組織を変えました」なんで事が実際に起こりうるだろうか?
企業に1つのプロジェクトしか存在せず、企業ミッション=プロジェクトという図式になっていれば可能な気がします。
が、企業ミッションを達成するために複数のプロジェクトを持つのが普通と考えた方がいいですよね。
ですがあえて無視して「プロジェクト>組織」という関係を考えてみます。

なんで、こんな事を考えるのか?って?
うん、この図式に潜んでいる問題点を考えたいんですよ。

例えば「組織に何か欠陥がある」と仮定しましょう。
「欠陥って何よ?」と言うことになりそうなので、適当に思いつく例を考えてみると。

1.スキル高いチームと低いチームがあり、戦力バランス均一でない
2.組織の長のスキルが低く、チームメンバーのモチベーションが低く、業務効率が低い
3.業務プロセスが統一されておらず、バラバラのプロセスで業務を行っている

・・・など、まぁ色々あると思います。
いわば「組織のパフォーマンスを低下させる何かがある」状態だとしませう。
これが前提です。

さて、このような状態の組織に、ある「プロジェクト」を託したとしましょう。
このプロジェクトは果たして、成功するでしょうか?
それとも失敗するでしょうか?
図式は「組織>プロジェクト」です。

プロジェクトなので、当然プロジェクトマネージャがいて、プロジェクトマネージメントされます。
どうでしょうか?成功するんですかね?
Fe+は「成功する」とはとても思えないんですよね。

じゃあ、逆のパターンはどうでしょうか?
あるプロジェクトを行う際、プロジェクトを遂行するために必要な人的資源をある程度自由な裁量でプロジェクトマネージャが決定できるとします。
プロジェクトマネージャが「こいつは最高だ!」という人材を何の問題もなく、プロジェクトメンバーにできます。
さて、この場合は成功するでしょうか?
それとも失敗するでしょうか?

・・・これも先程の「組織>プロジェクト」同様に確率はあまり高くないような気がします。
どうしてそう思うのか?
それは、「プロジェクトマネージャが問題だったら本質的にあまり変わらない」からです。

ということは「プロジェクトが先か?組織が先か?」という問題ではなく、プロジェクトマネージャがプロジェクトのパフォーマンスを決める大きな要因になっている気がするんです。

さて、核心の核心。
「プロジェクトが破綻し始めたから、管理手法をCCPMにしよう」という考え方は、正しいか否か?
Fe+的回答は、明らかにNo!
迂遠な解決方法の様な気がするんですよね。
問題の本質は

「プロジェクトマネージャの問題を解決すること」

なんじゃないですか?

それが特に「組織>プロジェクト」という図式ならば、なおのこと。
プロジェクト手法を変えたって、「組織が持つ根元的な問題」は解決しないでしょ。

この疑問が解消されないから、CCPMを利用することに疑問を感じちゃうんですよね。
CCPMについても正直「ソフトウェアに適用するには、なにか引っかかるものがある」と感じているんですよ。
CCPMのマインドや効果は理解しているんですが・・・
つまり、「CCPMに対する疑問」というよりも、「CCPMを利用すれば問題が解決すると考える人の考え」が疑問な訳で。

この疑問、解消してくれませんかね?
上司様。
posted at 2006/05/19 1:27:45
lastupdate at 2006/05/19 1:33:36
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前期の授業が終わると、暫くは夏休みってことで休講になるわけですが、漫然と過ごすわけにもいかず、何かしら勉強しないといけないわけで。
別に強迫観念じゃないですけど、目標を達成するには努力しなくっちゃね。程度の思考です。

さて、基本的に苦手なのがアカウンティング領域とファイナンス領域。
苦手という表現は正しくないかな?
「今まで業務を含めて、関わることがなかったもの」≒「苦手」という位置付け。

この間、財務会計の先生に「会計苦手っす。基本的な知識をおさえたいですが」と相談してみた。
そうしたら、やはり「質の良い本を読むしかない」ってことで、斎藤静樹先生と、醍醐聡先生の著書を紹介してもらった。

「簿記を勉強するってのは、アリですかねぇ?」と聞いてみたら、あまり効果的じゃないらしい。
財務会計の「本質」を勉強するのに簿記の知識はあまり重要でないというのが、先生のアプローチのようだ。
これは管理会計でも同じかもね。

ん?脱線した。

えーっと、夏休みはそんな感じで苦手な分野の強化に利用するのと、マーケティング知識の向上を目指します。
んでもって、英語力!

あとはギャグで「アロマテラピーの試験」なんて受けてみようかと。
一体何をやりたいんだか・・・
posted at 2006/05/19 2:33:28
lastupdate at 2006/05/19 2:33:28
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2006/05/20
富士ゼロックスの社長に会う

今日は特別講演ってことで、富士ゼロックスの社長が来て「私の経営観」という内容の講演をやってくれました。

かなり面白い内容でしたね。
競合他社の人間としては。

特に面白かったのが「端数倶楽部」と「Virtual Holywood Platform」という活動。
後者は、有志によるプロジェクトチームで「お客様のために好きなものを作る」っていう活動らしいのですが、近年は自社だけではなく社外からもチーム募集するんだとか。

そこでロボット工学の研究者と共同で「歩くプリンタ」ってのを作ったそうです。
うーん、すごいね〜。
会社のチームメンバーで同様のネタが出たことがあったのですが、よもや本物があるとは・・・

生斎藤孝先生に会う

公演後、図書館で勉強していて休憩で外に出たら、生斎藤孝先生にバッタリ。
斎藤孝先生とは、「三色ボールペン」などで有名な方。
オーラが出てましたよ。それなりに
先生の本を携帯していたらサイン貰うチャンスだったんだけどなぁ。
その日は持っていませんでした。
posted at 2006/05/23 3:13:13
lastupdate at 2006/05/23 3:13:13
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2006/05/21
代官山で散歩していたら雑貨屋で猫型ボールペン発見!

代官山ねこ

尻尾がペン先になっているのですが・・・

書き難いっ!泣き笑いネコ

観賞用と化しました。
posted at 2006/05/23 16:34:32
lastupdate at 2006/05/23 16:34:32
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2006/05/22
最近読んでいる「心脳マーケティング」や、敬愛する池谷裕二先生の著書にも度々登場していたフィニアス・ゲイジ。
先週、「マネジメント入門」の授業でも登場したので、思わずBlogに書こうかなと。

彼はかわいそうな事故に遭っただけではなく、その後の脳科学の発展に寄与した脳科学研究では有名な患者さんです。

今から150年前位に、工事現場で働いていたフィニアス・ゲイジ。
彼は温厚な人柄と誠実な仕事ぶりで、とても好青年だったそうです。

しかし、発破現場で火薬の装填作業をしているときに誤って爆発事故に。
直径3センチもの鉄の棒が、左頬から頭頂部にかけて貫通!

Phineas Gage

これは当時の事故を再現したCGです

前頭葉が破壊されてしまいます。
事故直後、彼は「ん?なんだ?」とスクッと立ち上がったという話もあるそうですが。
これまた驚きですよね。
まぁ、この時既に、前頭葉が破壊されていたので、正常な判断が出来ていない状態だったのかも知れませんが。

この後、彼は鉄の棒を抜く手術をして奇跡的に回復します。
麻酔技術も脳外科手術も未成熟な時代によく助かったものです。

しかし、温厚だった性格は一変し、突然キレたり、意味不明な行動を取ったり、生活は荒み、元のフィニアス・ゲイジではなくなってしまいます。
彼は、脳に論理的な思考を行う部分のダメージは受けていないにも関わらず、全く論理的な思考をすることが出来なくなってしまったんですね。

そこで、「論理的な思考ってのは、感情があってこそなんじゃない?」という研究に繋がって行くんですが。

その後、彼は酒に溺れて、見せ物小屋であの「感情を奪った」鉄の棒と一緒に見せ物になったという噂も。
事故からわずか11年経過した36歳で生涯を閉じたそうです。
なんだか、かわいそうですね。

「人を人たらしめる部分は前頭葉なんじゃない?」ってことで「意識の所在」「自我の所在」の発生場所は前頭葉のようです。

Over 150 years later, there is more evidence that the prefrontal cortex may be important for moral behavior. Adults who suffer damage to the prefrontal cortex develop problems with making decisions and with behaving appropriately in social situations.

・・・英語なので微妙なんですけど、「前頭葉はモラル的行動に重要だよん」
(うわぁ〜すごい意訳)
ってことが書いてある英語のサイトもありました。

フィニアス・ゲイジという奇跡的な患者が今日の脳科学を発展させたと言っていいじゃないでようか。
posted at 2006/05/24 1:12:34
lastupdate at 2006/05/24 1:12:34
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2006/05/23
「Phobia」って言葉知っていますか?

「理由が良く分からないけど、何だか怖い」ってう症状です。
閉所恐怖症や、高所恐怖症なんかがphobiaですね。

Phobia List」というサイトをご紹介しませう。
世界各地から集められたphobiaの例が集結しております。
良く読むと、「ん?」ってのが沢山ありますよ。

スゴイのが、

Japanese or Japanese culture- Japanophobia.

ですね。

これって、結局「何だか分からないけど、日本の文化が怖い」っていうphobiaでしょ?泣き笑いネコ
posted at 2006/05/26 0:49:13
lastupdate at 2006/05/26 0:49:13
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2006/05/24
何の因果か、最近ウチの部署で流行している(といっても上層部のみ)TOCについて、来週のオペレーション入門で発表することになってしまいました。

TOCは、制約条件理論のことです。
「ザ・ゴール」や「クリティカル・チェーン」で有名なエリヤフ・ゴールドラットちゃんの提唱した理論です。

ひー、またレポート書かなくっちゃ。泣き笑いネコ
posted at 2006/05/27 1:26:00
lastupdate at 2006/05/27 1:26:00
修正
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2006/05/25
ケースメソッドの授業が始まるということで、ちょっと情報収集。

ケースメソッドとは、アメリカのロースクールやメディカルスクールで採用されていた授業方式。
ビジネススクールでは、ハーバードが始めて採用してから普及しました。
Darden(バージニア大学)のように、全授業100%がケースメソッドというスクールもあります。
日本では、慶應ビジネススクール(KBS)が有名ですね。

Fe+は「今回のビジネススクール」(←含みあるでしょ?うっしっしネコ)では、あまりケースメソッドは重視していなかったのでMBSでいいのです。
ケースメソッドという思考訓練の場に慣れるのが今回の目的。
同じ日本人と議論できなければ、海外でなんてとても無理ですしね。

ケース教材は、慶應ビジネススクールケース教材で購入できます。

ケースメソッドについて
ケースメソッド授業について
ケース・メソッドによる学習の心構え

このあたりの教材は買っておいた方がいいかも。

あと、この本もAmazonで買ってみました。
MBAのためのケース分析
MBAのためのケース分析
posted at 2006/05/27 11:48:51
lastupdate at 2006/06/13 14:56:02
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