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2005/03/29
Waterfallの功罪を突き止める
誰に言われるでもなく、ウォータフォールで開発を始めたときから、
ずーーーーーーっと、心のどこかに棘として刺さっていた疑問。

「この手法って、ソフトウェア開発として正しいの?」

実際に「痛い目」を何度も味わったので、誰に言われるでもなく、感じていた疑問。

人間の感覚は、繰り返しにより鈍化するので、こんな素朴かつ重要な疑問も、数年経過した段階で麻痺してしまい、心の奥底に閉じこめてしまった。

近年、反復型の開発手法が主流となって、従来のウォータフォール型の開発手法の欠点が声高に叫ばれるようになってきた。

みんな抱いているんだよね。
あの直線的な手法に対する疑問を。

堂々と「ウォータフォール=悪」って言い切っている人もいるくらいだし・・・

そこで、積年の疑問を解消したいとおもふ。
「誰じゃい。こんな開発手法考えたヤツは?(怒)」

調べると、「ウォータフォールの原型」は1970年、約35年前のある論文であるとされている。

Dr. Winstion W. Royce(ウィンストン・ロイス博士)

が書いた
「Managing the development of large software systems」

まだ読み途中だが、文中の説明には、フィードバックの概念が盛り込まれていた。
しかも「ウォータフォール」という用語はこの論文の文中には出てこない。

つまり、ロイスおじさんは、微妙だが「ウォータフォール事件」の首謀者ではなさそうだ。

では、真犯人はだれか?

どうも米国防総省らしいというところまで突き止めた。

「DOD-STD-2167」

がキーワードである。

これは、国防総省の軍規格で、先ほどのロイスおじちゃんの論文がベースになっている。
国防総省が発注するソフトウェア開発は、この「DOD-STD-2167」の規格を遵守せよ。

ってことで、現在の「ウォータフォール型」開発手法が広がった原因になったらしい。

このDOD-STD-2167には、ロイスおじちゃんが主張していた、「工程のフィードバック」という概念が、

すっぽり抜けた

状態で規格として定義された。
それが「恣意的」なのか「天然でボケ」ていたのか「フィードバックのメリットを想像できなかった」のか不明だが、
とにかく「工程は進むしかない」というまさに

あ〜あぁ〜、滝の流れのよ〜に〜

(美空ひばり featuring 国防総省)

と歌いたくなるような、開発手法が誕生したのである。

なぜ「フィードバックの概念を除外したのか?」
については、独自の見解を構築中である。
も少し状況が整理できたら披露したいと思っている。

ってな訳で巨悪の根源を突き止めたので、現在行っているのは「DOD-STD-2167」のドキュメント入手である。

これについては鋭意活動中である。
追って報告するのでお楽しみに。
posted at 2005/03/29 11:26:13
lastupdate at 2005/03/29 11:26:13
修正
 
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