Barbarossa Blog
2024 / 11   «« »»
01
F
 
02
S
 
03
S
 
04
M
 
05
T
 
06
W
 
07
T
 
08
F
 
09
S
 
10
S
 
11
M
 
12
T
 
13
W
 
14
T
 
15
F
 
16
S
 
17
S
 
18
M
 
19
T
 
20
W
 
21
T
 
22
F
 
23
S
 
24
S
 
25
M
 
26
T
 
27
W
 
28
T
 
29
F
 
30
S
 
meaning of mark :: nothing , comment
Counter
total : 3885091
yesterday : 670 / today : 418

Online Status

Profile
hHandleName = Fe+;



某メーカ勤務の怪しい会社員。
40代に突入しても不惑の域に達しない。

Recent Diary

Recent Comments

RSS & Atom Feed
Barbarossa Blog
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
Kの外部記憶
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
Fe+の子育てログ
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
Fe+の麺類万歳
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
Fe+の千夜一夜
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
Fe+の外部記憶
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
Fe+の自腹 de movie
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
Fe+の逆転MBA
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
転載 no Blog
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
ヘタウマお絵かき
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
チャレンジ英語1000時間
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3

2005/03/28
先週末に

進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線
進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線

という本を買いました。

最新の脳科学(大脳生理学)について、中高生を対象とした全4回の講義を書籍化したものです。
著者は大脳生理学の第一線で活躍している研究者である池谷 裕二氏。

もう、

大・大・大絶賛です。

面白くて仕方ありません。
まず、内容が面白いことは当然として、第一線で活躍する研究者が、最新の脳科学について、中高生をターゲットにして話しているため、とにかく分かりやすく、楽しいんです。

読んでいると、グイグイ引き込まれます。
自分自身が、中高生と一緒に講義を受けているような臨場感があります。

そして、「大脳生理学」からアプローチした「人の心」「意識と無意識とは」「人とロボットを分かつものは」などの哲学的なテーマなど、とにかく飽きさせない内容のてんこ盛りです。

正直言って、1,500円では安すぎます。

倍の3,000円出しても惜しくありません。

これほどの良書は希有な存在です。

特にマインド・マッパーとコーチは絶対に必読の書です。
是非、是非、騙されたと思って読んで下さい!
posted at 2005/03/29 2:08:31
lastupdate at 2006/06/14 2:31:24
修正
comments (0) ||
 
2005/03/29
社内でポチポチと書いているBlogで、「社外に出しても何ら問題ない」

というネタに絞って、こっちに転載をする新カテゴリ

「転載 no Blog」

(てんさいのブログ)

を開始します。

このBlogの従来との違いは、

1.文体が「ですます調」ではなく「である調」になっています
2.チョットだけ知識ネタに偏っている(特に書籍から得た情報を重視しています)

という点です。

今後ともBarbarossa Blogよろしくお願いします。[:にこネコ:]
posted at 2005/03/29 11:21:29
lastupdate at 2005/03/29 11:21:29
修正
comments (0) ||
 
誰に言われるでもなく、ウォータフォールで開発を始めたときから、
ずーーーーーーっと、心のどこかに棘として刺さっていた疑問。

「この手法って、ソフトウェア開発として正しいの?」

実際に「痛い目」を何度も味わったので、誰に言われるでもなく、感じていた疑問。

人間の感覚は、繰り返しにより鈍化するので、こんな素朴かつ重要な疑問も、数年経過した段階で麻痺してしまい、心の奥底に閉じこめてしまった。

近年、反復型の開発手法が主流となって、従来のウォータフォール型の開発手法の欠点が声高に叫ばれるようになってきた。

みんな抱いているんだよね。
あの直線的な手法に対する疑問を。

堂々と「ウォータフォール=悪」って言い切っている人もいるくらいだし・・・

そこで、積年の疑問を解消したいとおもふ。
「誰じゃい。こんな開発手法考えたヤツは?(怒)」

調べると、「ウォータフォールの原型」は1970年、約35年前のある論文であるとされている。

Dr. Winstion W. Royce(ウィンストン・ロイス博士)

が書いた
「Managing the development of large software systems」

まだ読み途中だが、文中の説明には、フィードバックの概念が盛り込まれていた。
しかも「ウォータフォール」という用語はこの論文の文中には出てこない。

つまり、ロイスおじさんは、微妙だが「ウォータフォール事件」の首謀者ではなさそうだ。

では、真犯人はだれか?

どうも米国防総省らしいというところまで突き止めた。

「DOD-STD-2167」

がキーワードである。

これは、国防総省の軍規格で、先ほどのロイスおじちゃんの論文がベースになっている。
国防総省が発注するソフトウェア開発は、この「DOD-STD-2167」の規格を遵守せよ。

ってことで、現在の「ウォータフォール型」開発手法が広がった原因になったらしい。

このDOD-STD-2167には、ロイスおじちゃんが主張していた、「工程のフィードバック」という概念が、

すっぽり抜けた

状態で規格として定義された。
それが「恣意的」なのか「天然でボケ」ていたのか「フィードバックのメリットを想像できなかった」のか不明だが、
とにかく「工程は進むしかない」というまさに

あ〜あぁ〜、滝の流れのよ〜に〜

(美空ひばり featuring 国防総省)

と歌いたくなるような、開発手法が誕生したのである。

なぜ「フィードバックの概念を除外したのか?」
については、独自の見解を構築中である。
も少し状況が整理できたら披露したいと思っている。

ってな訳で巨悪の根源を突き止めたので、現在行っているのは「DOD-STD-2167」のドキュメント入手である。

これについては鋭意活動中である。
追って報告するのでお楽しみに。
posted at 2005/03/29 11:26:13
lastupdate at 2005/03/29 11:26:13
修正
comments (0) ||