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2005/09/30
シミュレーションで玉砕する男
最近会社の新人さんの教育担当になってしまいました。

その関係で「教育者向けの研修」に参加することが多いのですが、本日は「教育者として必須のスキル」ということで、「コーチング+教育の心がけ」の研修を受けてきました。

その中で一番印象深かったのが、「面接のシミュレーション」です。

最近営業成績が落ちてきた後輩(転職しそう)に対して、忙しそうにしている「声をかけづらい上司」が面接を行うというものでした。

それぞれ、ロールに応じて「背景やキャラクター設定」が明記された紙を受け取り、役目を演じなければなりません。

Fe+の担当は後者の「忙しそうにしている上司」役。

営業成績が急落し、「上の空」の後輩に対して、どのように接すればよいか。

持てるコーチングスキルを投入してチャレンジしてみましたが・・・

見事に平行線

でした。

相手方に配られたキャラクター設定には、

「上司に声をかけにくく、別の同期ばかり親身になっている上司として映っている」

と書かれていたそうです。

その心情を見事に演じられ、会話の糸口を制限時間内に見つけだすことができませんでした。

それにしても設定が「状況に不満があって転職まで視野にいれていそうな後輩」

なのに、

なぜ理解できなかったのか

一年半前の自分自身と対して変わらない状況なのに。まったく。
逆の立場になると「こうも心情を忖度できないもの」とは思いませんでした。

いろいろな事を気づかせてくれた良い研修でした。

posted at 2005/09/30 23:51:21
lastupdate at 2005/10/01 21:20:55
修正
 
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