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某メーカ勤務の怪しい会社員。
40代に突入しても不惑の域に達しない。
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2005/05/17
スカーレット・レター
映画「スカーレット・レター」鑑賞
名優ハン・ソッキュ主演のスカーレット・レターを観てきました。
ハン・ソッキュは演劇大学出身の実力俳優で、その卓越した演技力で定評のある人物ですが、「自ら出演する作品を吟味して厳選する」ことでも有名です。
おかげで、彼が出演する作品はどれも、強烈なイメージをスクリーンに焼き付けておりました。
さて今回は、アメリカ文学である「緋文字」の原題である「スカーレット・レター」をタイトルに拝借しているとこのことで、
インモラルな愛
がテーマです。
ハン・ソッキュ演じる警察学校出身のエリート刑事「ギフン」と、その妻「スヒョン」、そしてジャスシンガーの愛人「カヒ」の3人が織りなす愛憎劇です。
愛人カヒを演じたイ・ウンジュちゃん、もう凄いです。
正直、
怖い
くらい真に迫っています。
女性の、こう何て言っていいのか分かりませんが、「とにかく怖いところ」がモロに直撃してくるって感じでしょうか。
ギフンとカヒの不倫関係は、カヒが妊娠したことにより、少しずつ壊れてゆきます。
慎ましい妻のスヒョンも同時に妊娠するのですが、何故か子供を産もうとしません。
実は三人は友人同士だったため、スヒョンは、ギフンとカヒの不倫関係を知っていたんですね。
そして、ラストにはカヒとスヒョンとの
もっと妖しい関係
が判明します。
三者三様のこの難しい関係をハン・ソッキュ、イ・ウンジュを代表とする役者さん達が見事に演じきっています。
ラストでは、そんな「甘い不倫関係」が一転し、ギフンとカヒは地獄へと突き落とされます。
許されない愛に溺れていた二人に訪れたのは、想像するのも嫌な現実でした。
カヒはそんな地獄の中で言います。
「生まれてきた子供には真珠と名付ける」と。
これは、先程の「緋文字」でヘスターという女性が、アーサーという男性と不倫関係になり、生んだ子供「パール」からきているようです。
とにかくラストは圧巻です。
このシーンは、正直ハン・ソッキュでなければ無理だという程の演技力が必要とされるんじゃないでしょうか。
ゆっくりと壊れていく人格や心理などの描写を、身震いするほど観客に叩き付けてきます。
ハン・ソッキュは、「シュリ」や「八月のクリスマス」などで、優しいキャラクターを演じることが多かったんですが、「カル」では、影のある刑事役を演じたりと、演技力に幅のある役者さんです。
今回スカーレット・レターでは、「ちょっと傲慢な人物」を演じており、今までのイメージとはかなり違う役柄に最初驚いちゃいました。
あとはカヒ役のイ・ウンジュちゃんは、この作品を最後に謎の死を遂げてしまいましたが、世間では、この作品がトリガーになっているのでは?
と、まことしやかに囁かれているようですね。
確かに、そういう憶測を信じてしまいたくなるほど、彼女は役柄に入り込んでいた気がします。
ハン・ソッキュがスクリーンを通して伝わる演技力だとすると、
彼女のそれは、
スクリーンを突き破って、傍らまで寄ってくるような
リアルな演技だったなと。
惜しい役者さんだったと思います。
にしても「不倫の結末」が、
あれ
ですからね。
不倫カップルがこの映画を見に来ていたら、
ガクガク(((( ;゜Д゜))))ブルブル
かも知れませんね。
(シチュエーション的にはあり得ないから大丈夫ですが)
またもや韓国映画のクオリティに感服しちゃいました。
名優ハン・ソッキュ主演のスカーレット・レターを観てきました。
ハン・ソッキュは演劇大学出身の実力俳優で、その卓越した演技力で定評のある人物ですが、「自ら出演する作品を吟味して厳選する」ことでも有名です。
おかげで、彼が出演する作品はどれも、強烈なイメージをスクリーンに焼き付けておりました。
さて今回は、アメリカ文学である「緋文字」の原題である「スカーレット・レター」をタイトルに拝借しているとこのことで、
インモラルな愛
がテーマです。
ハン・ソッキュ演じる警察学校出身のエリート刑事「ギフン」と、その妻「スヒョン」、そしてジャスシンガーの愛人「カヒ」の3人が織りなす愛憎劇です。
愛人カヒを演じたイ・ウンジュちゃん、もう凄いです。
正直、
怖い
くらい真に迫っています。
女性の、こう何て言っていいのか分かりませんが、「とにかく怖いところ」がモロに直撃してくるって感じでしょうか。
ギフンとカヒの不倫関係は、カヒが妊娠したことにより、少しずつ壊れてゆきます。
慎ましい妻のスヒョンも同時に妊娠するのですが、何故か子供を産もうとしません。
実は三人は友人同士だったため、スヒョンは、ギフンとカヒの不倫関係を知っていたんですね。
そして、ラストにはカヒとスヒョンとの
もっと妖しい関係
が判明します。
三者三様のこの難しい関係をハン・ソッキュ、イ・ウンジュを代表とする役者さん達が見事に演じきっています。
ラストでは、そんな「甘い不倫関係」が一転し、ギフンとカヒは地獄へと突き落とされます。
許されない愛に溺れていた二人に訪れたのは、想像するのも嫌な現実でした。
カヒはそんな地獄の中で言います。
「生まれてきた子供には真珠と名付ける」と。
これは、先程の「緋文字」でヘスターという女性が、アーサーという男性と不倫関係になり、生んだ子供「パール」からきているようです。
とにかくラストは圧巻です。
このシーンは、正直ハン・ソッキュでなければ無理だという程の演技力が必要とされるんじゃないでしょうか。
ゆっくりと壊れていく人格や心理などの描写を、身震いするほど観客に叩き付けてきます。
ハン・ソッキュは、「シュリ」や「八月のクリスマス」などで、優しいキャラクターを演じることが多かったんですが、「カル」では、影のある刑事役を演じたりと、演技力に幅のある役者さんです。
今回スカーレット・レターでは、「ちょっと傲慢な人物」を演じており、今までのイメージとはかなり違う役柄に最初驚いちゃいました。
あとはカヒ役のイ・ウンジュちゃんは、この作品を最後に謎の死を遂げてしまいましたが、世間では、この作品がトリガーになっているのでは?
と、まことしやかに囁かれているようですね。
確かに、そういう憶測を信じてしまいたくなるほど、彼女は役柄に入り込んでいた気がします。
ハン・ソッキュがスクリーンを通して伝わる演技力だとすると、
彼女のそれは、
スクリーンを突き破って、傍らまで寄ってくるような
リアルな演技だったなと。
惜しい役者さんだったと思います。
にしても「不倫の結末」が、
あれ
ですからね。
不倫カップルがこの映画を見に来ていたら、
ガクガク(((( ;゜Д゜))))ブルブル
かも知れませんね。
(シチュエーション的にはあり得ないから大丈夫ですが)
またもや韓国映画のクオリティに感服しちゃいました。
posted at 2005/05/17 12:09:07
lastupdate at 2005/11/02 10:53:50
【修正】
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