個人的には期待はずれだったなぁ。



踊る３です。

シナリオが破綻しているんじゃないか？
というほど、まとまっていないストーリでした。
結局なんだったんだろう？と。

湾岸署の引越しに乗じたサイバーテロと、凶悪犯の開放要求。
手口も犯人のこだわりも共感できないものばかり。
結局何がやりたかったんだろう？と。

スピンオフの真下正義の方がよほど面白かった気がしますね。
本流のシリーズがグダグダになってしまった気がします。

青島刑事の病気騒ぎも不要だし（なくてもストーリ上まったく影響がない？）。
とっても残念な映画になっちゃいました。

インセプション観てきました。
久々の映画です。



夢の中に入って、情報を盗み出す、もしくは何かを植えつける。
という面白い設定。

夢の中で、さらに夢を見て、さらにその中から夢見て・・・と、繰り返すと、どんどん深い所に落ちてゆくという点も面白かったです。
最終的にはなんと４回も夢の中に入っていくことに。

ディカプリオたんの演技も見物ですが、渡辺謙のナチュラルな存在感も必見です。
役柄なんでしょうか？「日本人」であることが、浮いていません。
自然に溶け込んでいるように思いました。

話としては、やや荒っぽい点もありましたが、最後まで目が離せない展開は非常によく出来ています。
ラストシーンに若干の含みを持たせている点が、「映画を観終わったあとも、夢がつづいているのでは？」という現実への干渉現象を引き起こしています。
２時間半という長めの時間ですが、楽しめました。