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某メーカ勤務の怪しい会社員。
40代に突入しても不惑の域に達しない。
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40代に突入しても不惑の域に達しない。
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2006/05/18
煮込み中
煮込み中なので、キーワード羅列状態。
しかも文献見ないで記憶で書いているのでかなりいい加減。
組織の研究の話を聞いていると、その後ろにいる「人間」を研究しているような感じを受ける。
組織と環境(社会)との関係性も、人間と環境(社会)との関係性のよう。
ポストモダン組織論は、アプローチがかなり哲学的なんだよね。
事実認識と、価値認識。
前者は客観的に判断可能なもので、後者は主観的。
価値が主観的であり、測定が難しいという考え方は組織論のサイモンが提唱したコンテンジェンシー理論でも言及されている。
サイモンは、組織論を考える際に、人間の持つ「事実」と「価値」を考え、客観的かつ計測可能な「事実」のみを抽出して検証実験を行った。
その結果、「価値」に関しては後世の研究者に託してしまった。
その後、「価値」に関する研究が行われ、文化論に発展。
そこで議論されるのは「価値」であり、哲学的アプローチを存分に含む。
つまり哲学における「人間の存在理由の追及」という側面と、「組織の存在理由の追及」という似たような構図となる。
「法人」という言葉がある。
これは特定の団体や、組織を「擬人化」したものと捉えることが出来る。
つまり、実はかなり自然な形で「人間」≒「組織」という思考は我々の根底にあるのかも知れない。
組織が人間のメタファーであれば、当然その「存在理由」を追求しようとすれば思考過程は同じようになるのかな?
「遺伝子の表現形」という視点で考察してみよう。
その生物の遺伝子に組み込まれたものが、表現としてその生物の社会を形成するという考えだったかな?
ビーバーがダムを作る。
蟻が蟻塚を作る。
蜂が蜂の巣を作る。
これらは全て、生物に組み込まれたプログラムにより形成された社会なんだろうね。
つまり社会ってのは、「その生物が複数集まって生存するために、自然や外敵から身を守りつつ最も高い可能性で遺伝子を残してどのように生存して行くのか?」という命題に対する答えなのだろうか?
そうすると人間の構築する社会もまた、人間が生存するために最も効率的なシステムであり、遺伝子の表現形なのかなぁ?
近代化が進み社会の仕組みが変化したとしても、なにか普遍的な要素があったりして、その普遍的なものが重要のような気がするんだけど。それは気だけかも。
ポストモダンからネオモダンへの重要なキーワードとしては「脳科学」を挙げたい。
かつて登場し、否定されたものを2つ挙げる。
1つは「人間機械論」
もう1つは、その根底にある「還元論」
18世紀の医師J・ド・ラ・メトリーが還元論的アプローチで、人間の仕組みは簡単な部品に還元され、それらの組み合わせが人間という生物を形成しているという考え方があった。
これと「還元論」とは、今日の脳科学、大脳生理学の発達により、次第に現実味を帯びているような気がするんだよね。
「感情や自我がどこから生まれているのか」最近の研究でシナプスの活動の結果であることが次第に分かってくると、実は人間機械論、還元論のアプローチで「人間」が解明できちゃう可能性だってある。
だだ、悲しいかな「人間とは」は解明できても「人間は何故いるのか?」は科学ではおそらく解明できないので、哲学や宗教がまだまだ頑張れる領域として残っている気がする。
あと、脳を還元的に調べて行くと当然だが、「量子力学」の領域に突入する。
んで、最近ではハーバード大学なんかでは心脳研究所という心理学、脳科学の研究者達が集まって研究した結果を、HBS(ハーバードビジネススクール)が、マーケティングに応用して実際に結果がでてきている。
P&Gの「ファブリーズ」のマーケティングは実際に、現在のパラダイムにおけるマーケティングではなく、心脳マーケティングという心理学+脳科学アプローチというパラダイムシフトしたマーケティング方法を用いて成功したそうな。
マーケティングで成功したってことは他の領域でも成功するかの知れない。
一番のターゲットはやっぱり組織論なんだよね。
つまり「脳科学アプローチの組織論」
ってどうだろ?
ネオモダンっぽくない?
ポストモダンで否定された組織論に対する還元論も復活するし。
なんだか人間の時と同じっぽいじゃない。
メタファってるじゃない?
学者さんからしたら当たり前?
それともあり得ない?意味なし?
個人的には非常に興味があるんだよね。
しかも文献見ないで記憶で書いているのでかなりいい加減。
組織の研究の話を聞いていると、その後ろにいる「人間」を研究しているような感じを受ける。
組織と環境(社会)との関係性も、人間と環境(社会)との関係性のよう。
ポストモダン組織論は、アプローチがかなり哲学的なんだよね。
事実認識と、価値認識。
前者は客観的に判断可能なもので、後者は主観的。
価値が主観的であり、測定が難しいという考え方は組織論のサイモンが提唱したコンテンジェンシー理論でも言及されている。
サイモンは、組織論を考える際に、人間の持つ「事実」と「価値」を考え、客観的かつ計測可能な「事実」のみを抽出して検証実験を行った。
その結果、「価値」に関しては後世の研究者に託してしまった。
その後、「価値」に関する研究が行われ、文化論に発展。
そこで議論されるのは「価値」であり、哲学的アプローチを存分に含む。
つまり哲学における「人間の存在理由の追及」という側面と、「組織の存在理由の追及」という似たような構図となる。
「法人」という言葉がある。
これは特定の団体や、組織を「擬人化」したものと捉えることが出来る。
つまり、実はかなり自然な形で「人間」≒「組織」という思考は我々の根底にあるのかも知れない。
組織が人間のメタファーであれば、当然その「存在理由」を追求しようとすれば思考過程は同じようになるのかな?
「遺伝子の表現形」という視点で考察してみよう。
その生物の遺伝子に組み込まれたものが、表現としてその生物の社会を形成するという考えだったかな?
ビーバーがダムを作る。
蟻が蟻塚を作る。
蜂が蜂の巣を作る。
これらは全て、生物に組み込まれたプログラムにより形成された社会なんだろうね。
つまり社会ってのは、「その生物が複数集まって生存するために、自然や外敵から身を守りつつ最も高い可能性で遺伝子を残してどのように生存して行くのか?」という命題に対する答えなのだろうか?
そうすると人間の構築する社会もまた、人間が生存するために最も効率的なシステムであり、遺伝子の表現形なのかなぁ?
近代化が進み社会の仕組みが変化したとしても、なにか普遍的な要素があったりして、その普遍的なものが重要のような気がするんだけど。それは気だけかも。
ポストモダンからネオモダンへの重要なキーワードとしては「脳科学」を挙げたい。
かつて登場し、否定されたものを2つ挙げる。
1つは「人間機械論」
もう1つは、その根底にある「還元論」
18世紀の医師J・ド・ラ・メトリーが還元論的アプローチで、人間の仕組みは簡単な部品に還元され、それらの組み合わせが人間という生物を形成しているという考え方があった。
これと「還元論」とは、今日の脳科学、大脳生理学の発達により、次第に現実味を帯びているような気がするんだよね。
「感情や自我がどこから生まれているのか」最近の研究でシナプスの活動の結果であることが次第に分かってくると、実は人間機械論、還元論のアプローチで「人間」が解明できちゃう可能性だってある。
だだ、悲しいかな「人間とは」は解明できても「人間は何故いるのか?」は科学ではおそらく解明できないので、哲学や宗教がまだまだ頑張れる領域として残っている気がする。
あと、脳を還元的に調べて行くと当然だが、「量子力学」の領域に突入する。
んで、最近ではハーバード大学なんかでは心脳研究所という心理学、脳科学の研究者達が集まって研究した結果を、HBS(ハーバードビジネススクール)が、マーケティングに応用して実際に結果がでてきている。
P&Gの「ファブリーズ」のマーケティングは実際に、現在のパラダイムにおけるマーケティングではなく、心脳マーケティングという心理学+脳科学アプローチというパラダイムシフトしたマーケティング方法を用いて成功したそうな。
マーケティングで成功したってことは他の領域でも成功するかの知れない。
一番のターゲットはやっぱり組織論なんだよね。
つまり「脳科学アプローチの組織論」
ってどうだろ?
ネオモダンっぽくない?
ポストモダンで否定された組織論に対する還元論も復活するし。
なんだか人間の時と同じっぽいじゃない。
メタファってるじゃない?
学者さんからしたら当たり前?
それともあり得ない?意味なし?
個人的には非常に興味があるんだよね。
posted at 2006/05/18 1:44:53
lastupdate at 2006/05/18 1:50:37
【修正】
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